2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧
今週中にはコモチカワツボの調査結果とレビューに決着をつけるべく机の上は獺祭魚状態(いい言葉だ)。 さて,先週採ってきた貝の余りをスッポンにやったら,気が向いたのか食べるようになった。相変わらずレプトミンの方が好きなようだが,餌をねだっても無…
今日は北湖の貝のサンプリングのため,院生のMさんとO先生の調査に便乗させてもらってS浦へ。こことその周辺河川で6種のカワニナを確保するのが目的。 S浦は近くに電車も走らず,集落を通り抜ける道もなくて車も少ないため,よくこんな場所があったと思う…
先週から飼い始めた貝の状況が芳しくない。今までと同じ飼育法なのに,なぜかかなりの個体が死んでいる。特にタテヒダカワニナが半分以上死んでしまった。 原因は何だろうと首をかしげていると,どうも私が飼育に使っている○2ストーンに原因があるような気…
坂本近くの湖岸で固有種のカワニナがいるかどうか、たこめがねで調査。残念ながら水が濁って視界が悪く、手探りでとっても取れるのはチリメンばかり。こりゃダメだと諦めて水から上がると、近くにいた家族連れから「何を調べているんですか?」と声を掛けら…
出直し採集で宇治と大津へ。カワニナの方は,結局以前採集したことのある坂本まで取りに行った。 なし崩し的に携帯の機種を変更し,初めてFOMAになった。研究室で見てみたらアンテナが2本しか立っていなかったのだが,彦根でFOMAは時期尚早だったろうか(笑…
昨日は1日フィールドで,どこかで携帯を落としてきた(ぐったり)。 固有種のカワニナを取る宇治川と南湖(第二疏水の取水口)はコンディションもよく,さくさくと採集終了。ところが,大津周辺で普通のカワニナを取ろうとして地図を片手にいくつかの小河川…
いつもお世話になっているK川釣具店に電話して箱メガネがあるかどうか聞いたら「店頭にあります」という返事。早速自転車を飛ばして行って見ると、木箱にガラス板の嵌まった本式のと、プラスチック製のおもちゃ(商品名”たこめがね”)の2種類があった。勿論…
特定外来生物運搬用器具(申請書添付写真)
週末に琵琶湖に貝取りに行こうと計画して、はたと箱メガネがないことに気がついた。院生の時に手作りしたのをなんだかんだと10年近く使っていたのだが、さすがに福岡で壊してしまっていた。あれがないと波のある湖岸では貝を見つけにくい。さてどうしたもの…
カワヒバリガイを飼うために出していた特定第来生物飼養許可申請に関して,4ヶ月振りにやっと返事が来た。封書を開けて見ると,書類の追加・修正の要求である。 『「運搬時はビニール袋等に梱包」とあるが,その図と写真が必要。ビニール袋は二重にすること…
浜松のK野さんから,「置き場のない」古い文献が山と送られてきた。K野さんが某名誉教授からいただいた1930〜80年代の分類学の文献である。中には旧仮名遣いで書かれた古ーい医学雑誌の現物や,またもや丘浅次郎先生の所蔵サイン入りといった,博物館か古書…
HPを下記アドレスに移転しましたので、ブックマーク等されている方は変更をお願いします。 http://www.ne.jp/asahi/homepage/m-urabe/index.html まだ細かいチェックをしていませんので、リンク切れ等生じている部分もあるかもしれません。 UKその他の土産物…
午後7時近くに大学へ行ったが、まだ外気温30度。今日は休エアコン日なので、室内はそれ以上。溜まったメールの処理をするが、1時間もしないうちに熱中症になりそうになり、クーラーのついている別の部屋へ退散。 やっぱり関東は涼しいんだな。
地元の小さな水族館へ久しぶりで行ってみた。ここには、貝類学会で以前から知り合いのO賀坂さんが就職したので、ちょっとその様子見も兼ねている。 http://www.sagamigawa-fureai.jp/index.html こちらの科学館の売りは、相模川をモデルに上流から河口域まで…
今回の学会写真の最後の一枚はこれで。 出演:うちのオバアチャン。
皆さまお祈りをありがとうございました(平伏)。大きなトラブルもなく何とか帰ってきました。学会中の日記は追々upしていきます。
グラスゴーを朝9時の便で発つ予定だったので、ホテルのチェックアウトは朝5時半。荷物が重いので、呼んであったタクシーで2キロ程離れたバスセンターまで行こうとしたら、運ちゃんが「こんな時間はまだバスはないぞ(だから空港まで乗れ)」と言う。「ちゃ…
At now my flight to Tokyo is not cancalled. Please pray for me that I can arrive at Narita safely, everyone.
K野さんたちの勧めに従い、ホテルのパソコンを借りて一応帰りの便の予約を確認してから会場へ。 午前2つめのセッションは魚類寄生虫へのArtificial impactsの話、座長がSuresで発表者がT. Scholz, D. Marcogliese, M. Torchinという豪華メンバー。Scholzさ…
昨日の晩は広島大のN澤夫妻と一緒に、主としてカナダの研究者グループと夕食に行った。環境寄生虫学(という分野があればの話だが)の大御所D.Marcoglieseと同席できたのでラッキー。川の生産性と寄生虫相について、有り合わせのデータを見せてコメントを求…
今日は聞きたい講演がほとんどない日なので、電車で1時間ほどの所にあるニューラナークのクライド谷の自然保護区へ出かけてみる。学会で、期間中にグラスゴーの近郊電車とバス乗り放題のチケットがもらえたので、これを使わぬ手は無い。 ニューラナークは産…
Plenary Sessionと一般講演の開始である。Plenary SessionはR. M. May(この人でなければ始まらない、といったところ)、世界の人口動態と感染症の関連について。 一般講演では、B. Suresの最新の研究成果を聞く。彼は寄生虫の環境毒性学の第一人者で、鉤頭…
1時間ちょいのフライトで昼にグラスゴー着。荷物をホテルに置き、近くにあるケルヴィングローブ美術館・博物館へ行ってみる。白壁の建物が多い倫敦とは違い、グラスゴーは建物がみんな茶色で重厚な感じのする街で、博物館も例外ではない。夏の日曜日なので親…
Down Houseへ向かう。今回は、あらかじめ電車とバスの時間を調べ、万全を期して行った。 Down Houseは、1階の主要な部屋がダーウィン一家が使用していたときの状態に復元され、2階は博物館になっている。見るべきものはいろいろあるが、室内は残念ながら撮…
まず自然史博物館に出かけて、2年ぶりにアブレット君に会い、カワニナ類のタイプ標本を再び見せてもらう。今度は、ラベルを誰が書いたかを確認するのが目的である。前回見たはずの添付メモがどこに行ったかわからなくなっていたが、ラベルの証拠写真を撮り…
編集委員Hさんとメールでやり取りをしていて、どうも、最初の意図とは違ったほうにころびつつある。それはそれで悪いことではないのだけれど、あまり自分の今の研究と関係のないほうへ足を踏み込むのはどうか。引き際が難しい。こういう枝葉末節の方に首を突…
夕方、いくらか涼しくなったころ、アヒル池の周りを一週散歩した。環濠にうようよしているフナが、尾を上に立ててぼーっと浮いている。あのポーズは何なのだろう、脱力すると浮力の関係でああなるのかしら。 池の中をのぞき込むとフナ、オイカワ、ヨシノボリ…
小ネタ論文が絶妙のタイミングで返送されてきた(某学会誌編集委員Hさんの仕事振りに拍手)。おかげで出張中にあっちでしなければならないことが増えた。仕事のスムーズな進展という点では喜ぶべきことだけれど,スケジュールがきつくなったことは悲しむべき…