額拉士哥1日目

1時間ちょいのフライトで昼にグラスゴー着。荷物をホテルに置き、近くにあるケルヴィングローブ美術館・博物館へ行ってみる。白壁の建物が多い倫敦とは違い、グラスゴーは建物がみんな茶色で重厚な感じのする街で、博物館も例外ではない。夏の日曜日なので親子連れで大変な混雑だ。
ここの特徴は、展示がなんとも分野横断的で、一見雑然としていることだ。動物のコーナーに、鳥の剥製の上に「飛ぶ」ことへの形態的な適応(?)の比較のために実物大の飛行機がつるしてあったり、美術館の方では、昔の甲冑のさまざまな意匠をこらしたのの脇に「武装した動物」と題してサイやノコギリザメやサーベルタイガーの立派な標本が置いてあったり(勿論学名つきで)、せっかく美術館と博物館が同じ建物にあるんだから、展示も相互乗り入れしちゃえという意気込みだろう。美術館の方も絵の解説がやたらに詳しくて、静かに絵を鑑賞するというよりは教育的なカラーがとても濃い。
夕方に学会会場到着してレセプション。なぜかトイレで「Oh! Urabe-san!」と肩を抱きしめられる。ユルロバさんだった。
今日の一枚、博物館のスコットランドの動物コーナーに展示されていたハギス。動物だったのか、知らなかった。