2010-01-01から1年間の記事一覧

年内仕事終わり

ハンザキ虫論文の修正個所を一通りチェックし終わった.あとは不足しているデータ情報を足して、アラインメントの登録をして、speculativeな所を1箇所削るか文献を足すかすればOK。年明けに頑張ろう.

10年目

コモチカワツボの集団遺伝をやっている米国のD氏がようやく論文をものして現在in pressである。でも、アブストを見る限り、今回分析したのは米国内のサンプルだけらしい.9年前に送った日本のヤツの成果はいつ出してくれるのかな…早く出してほしいな…。

@自宅

昨日、T山大学O先生によるこちらのサイトを見つけた。いわゆる「トンデモ」に巻き込まれないための指南書であるが、学問の世界というものについてとてもわかりやすく整理されているので、ウチの学生諸君にも一読をお勧めする。 「研究ごっこ」Q&A ただ、O先…

霜夜の五郎助

I上川でフクロウが鳴いていた。

博物学万歳

最近、先般K先生の蔵書の中から頂戴してきた「稚魚を求めて」をよくつらつらと読んでいる。高校時代に「鯨の話」を読んで以来、こういう、日本の動物学の黎明期にナチュラルヒストリーの仕事をがんがん進めていた研究者の著書から漂ってくる空気は無条件に心…

ギブアップ

ネタ考えつかず。また芸のない年賀状になってしまった。

蓋を開ければ

卒論生のH田さんとN村君のシーケンス結果が上がってきた.おお、両方とも面白い結論になりそう(わくわく)。

ネタ探し

大学が終日停電のため自宅で過ごす。 ここ数年、ネタ付き年賀状を作成していないので、今年は何かやってみようかとあれこれ考えてみるが、面白いアイデアが浮かばない。ちなみに、過去ネタとしては、丑年にアオウミウシ、ウシハコベなどの牛ならぬ牛コレクシ…

帰宅

雪中行軍は免れたが、例年より短い行程だったにもかかわらず冷え切った。

雪中行軍

雪がちらついてきたらしい。今夜は本当に八甲田山キャロリングになりそうな…

めでたき今宵

クリスマスには3日早いが、今日研究室にやってきた共同研究者のS君から就職決定の朗報を聞いた。非常な難関を突破したということで、なんともめでたい話である。そのうち祝杯を挙げなければなるまい。 他にも、「もしかしたらめでたい結果になるかも」という…

本日のサンプル

今からこれを全部のします(シゲ君、BB君、ありがとう)。 どうも、今ウチの研究室周辺ではナマズ類のサンプルの需要が結構あり、1尾持ち込まれると、内蔵、ヒレ、耳石、胃内容物、筋肉と、余すところなく分配される.さながら”チームナマズ”の観がある。

フル回転

今日研究室にやってきたモノども、イシガイ約50個、ハッタミミズ10数匹、ナマズ、ビワコオオナマズ。千客万来でサンプル処理に大忙し。 …え、寄生虫学会の講演申し込みが明日締切り? N西君から、K出今圃場で漏水対策工事をしているという連絡をもらい、ハッ…

オツトメの後、水田生物研究会のシンポジウムを聴きにB博へ。しかし、クリスマス祝会をサボったのって初めてかも。 シンポジウムの演題は19もあり(この辺の水田生物関係者は勢ぞろいの感があった)、私の共同研究者の発表も2題あった。 全体を通してみると…

もうこんな時間

「環境生物学穵」中間試験採点中(約140人分)。生物学の知識以前に、「約分」という作業の怪しいヤツが結構いる。

一言多い

今、ウチの学部には新任の教員が何人かいるので、大学の会議や委員会のシステムについて質問をうけることがしばしばある。ウチの教員会議は決議機関じゃなくて単なる審議と連絡だけの場(決議ができるのは正教授のみで構成される教授会だけ)なのだが、そう…

沈思

今日のN田さんの語録から、心覚えのために。 「教育というのは、学生に自分を越えさせること。」

ムシ伸し

昨日シゲ君からまたナマズ3尾を頂戴し、大きなナマズ虫6匹を得て、午後にムシの圧平をした。中でも特に大きな1個体が、身に弾力性があるため、どうしてもスライドグラスからつるつるはみ出す。何か良い道具はないかと実験室を探すとプランクトン計数板が…

ムシ豊漁

昨日は2週分の授業プリントをつくり、今日は中間テストの問題を作って、ようやく自分の実験にかかれる時間ができた。さあいくぞ。 3年のY村君が魚の条虫のデータをとりはじめた。このムシは昨年・一昨年でも卒論で扱ったが、なぜか今年は非常に感染強度が…

近畿経済産業局アルコール担当室との攻防戦続行中.とにかく担当者のレスが遅いので、事務室から電話攻勢をかけてもらっている(10月には私自身で電話・メール攻勢をかけていたが、さすがに疲れた)。ところが、また今日連絡があったそうで、前回修正を要求…

4年のN村君と一緒に湖東のある場所の水路へ採集に行った.ここのカワニナから面白いセルカリアが沢山出ているので、一度魚類の方を攻めたいと思っていたが、ずっと機会がなく、とうとう冬になってしまった.水量も減っており、魚取りには条件が悪いが、来年…

うらやましい

隣のB氏は、溜まった論文を書き上げるため、この週末は共同研究者とホテルに缶詰めだという。私もそうしたいけれど、講義の準備やキョームの雑用やら抱えていると大学を脱出することもままならない(ため息)。

今年の夏に、弘前のO高先生からコモチカワツボの駆除について問い合せがあったので、「小さな人工水路の範囲であれば、熱をかけるか、冬に水を止めて河床を完全に凍結させてみてはどうか」と答えた.その後どうなったかは訊ねていなかったが、結局、加熱作戦…

ちょっと毒

学生の指導にあれこれ時間をとられた一日。でも、学生へ指導したことはちゃんと彼らの身に付くと思うから、時間がかかっても苦にならない.何言ってもダメな大学教員に説教することは本当に時間とエネルギーの無駄遣いだけれど.

ムシ送り

Cさんにナマズ虫のサンプルを送ろうとしたらFedExに「うちは死体は輸送できません」と断られた(精肉や魚の切り身も死体と言えば死体だが、ダメなのかなあ?)。そこで郵便局の方に問い合わせると、かの国が輸入可能なものであることを示す書面をつけてくれ…

はみ出し寸前

これだけ縛り甲斐のあるムシはそうそういない。

雑用日

校正の仕上げ、B博のバイト関係のやり取りいろいろ、先週さんざんカツを入れてようやく動き始めたアルコール室への対応、来月から研究室に来るインターンシップ学生の挨拶、学生のゼミの事前チェック、来年度の大学院特別講義の講師手配、で一日終わり.

洪水

今し方、学生が「ミリQが洪水です!」と駆け込んできた。化学実験室に行って見ると、純水製造機の通水チューブが劣化して亀裂が入ったということで、一人の学生が機械からじゃあじゃあ流れ出る水を必死でビーカーに受けている.隣室のN淵先生に知らせてとも…

校正

条虫論文の校正中。ミスたくさん発見。思った以上に情報量の多い論文になっちゃったな(穴も多いけど)。

瞬息の間

今週は前半に頑張りすぎて後半にスタミナ切れしてしまった。今日はほとんど休養する。 条虫論文の校正刷りが来た(9月6日の連絡が受理通知だったらしい)。修正稿を投稿したのは9月5日だったので、翌日にレフェリーがOKをしてくれて、即日編集委員が受理…