2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧

庭先の生物多様性

明日の高大連携事業のために学内から貝を取ってきて(研究室を出て2分で水辺である)セルカリア放出の準備。ヒメタニシからのセルカリア打率が思いの外に高く、お初の種がまたも出てきてびっくり。これはK君に真面目に調べてもらうべきかな。

ようやく原因判明

PCR不調の原因がようやく浮かび上がって来た。どうやらサンプルの中に隠蔽種あるいは種内変異があるらしく、プライマーのはまるやつとはまらないやつが混在しているようだ。仕方ないので、手持ちのサンプルで増幅可のやつが何割ぐらいかを調べて、そこから全…

学生気分

今日は「博物館学概論」より動物園・水族館についての講義を学生と一緒に聴講しました。担当は政策計画学科のK先生で、環境省「動植物園等の公的機能推進方策のあり方検討会」委員を務められたたことがあり、現代の日本の動物園の位置付けと問題に関して総括…

停滞中

うーん、プロトコルいじってみたけど改善しない...(頭抱え) 実験がうまくいかないので気分転換に読書、津野香奈美著「パワハラ上司を科学する」。こういう本はたくさんあり、多くは臨床心理や労働問題の専門家の手になるものだが、この本は研究者によるも…

三歩進んで二歩下がる

定量PCR、増えたことは増えたけれど全然定量になっていないことが判明。DNA抽出の時点でうまくいっていないのかな。まずそっちから測ってみるか(頭抱え)。

旧交

昨日と今日は恒例のB博研究発表会で出張。今年は審査員が何名か交代し、古馴染みの魚類研究者Mさんが初参加されていた。また別の方から「m-urabeさんですよね?」と声をかけられ、誰かな?と思っていたら(私は人の顔を覚えるのが超苦手)私の友人の友人で、…

一歩前進

不調だった定量PCRがやっとうまくいく目処が立ち、ほっとする。その道の専門家のアドバイスは偉大なり。

虫ミッション

海外の共同研究者からナマズ寄生の虫のサンプリングを頼まれたので、懸賞金付きで学生にナマズ採取の依頼をしたところ、早速捕まえてきてくれました(梅雨時はナマズ捕獲に最良のシーズンです)。院生のEさんに手伝ってもらい、午後いっぱい費やして目的のム…

業界の闇

昨日のFWで、ある1回生から「先生は研究者になろうと思って大学院に行ったのですか?」と聞かれた。私は成り行きで大学院に行き、成り行きで大学に就職したに過ぎないのだけれど、その後いかにして研究職ポストを継続してきたかという話ならいくらでも語れ…

実験中

qPCR、感度と特異性がイマイチ。ちょっと条件を変えてみるか。