今日の高大連携事業は兵庫の県立高校。うちのキャンパスからはずいぶん遠いが、関心を持って見学に来てくれる生徒さんがたくさんいるのは嬉しい。
今日来学したのは1年生なので、模擬講義は専門的すぎないよう、新種記載の手順の話をなるべく易しく話した。生物学だけではなく論文の言語や歴史の話も少し入れて、高校では一つの興味に固まらずいろいろ勉強してね、という感じで喋った。講義の後では実際に生きた寄生虫を実体顕微鏡で見てもらったが、今日用意したタニシの寄生虫はちょっと大きすぎて(小型昆虫並みのサイズ)顕微鏡ではかえって見にくかったかもしれない。7月のオープンキャンパスでは寄生虫入りのカップを並べるだけにしようかな。