ぷりちー♡

結局、昨日も夕方まで目一杯かかって標本の計測となった。やはりこういう研究用の標本としてはヘマトキシリン染色の優秀さが明らかになる。カーミンは駄目だ(ただし微分干渉顕微鏡が使えるならこの差は縮まる)。予測していた結果とはちょっと異なり、この形質ではあまり明瞭な種間差は出ない感じである。まあ、nが増えればそうなるのは当然かな。

ロシアに送った寄生虫標本が無事到着の知らせが入った。標本を依頼してきた二人の研究者の方は早速標本を検鏡したらしく、特に大学院生の方からは「the worms are pretty」と嬉しそうなメールが来た。寄生虫屋が研究対象に恋をすることは割と普通なので(たまに論文でもノロケていたりする)、「あるある」という感じ。