2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧
人道橋の撤去が完了し、広々とした景観になったI上川。人もサギも水辺に集う、GWの気持ちの良い午後です。 ついでに、これは撤去工事中の写真(再掲)。
卒論で使う秘密兵器を借りに古巣のSセンターへ(いつの間にか独立行政法人ではなく、国立研究開発法人というのになっていた。どう変わったんだろう)。H先生レクチャーありがとうございました。ウチでもこんな機材を買えると良いのですが、ちょっとお高いで…
会議、ゼミ、卒論相談、先日仕掛けたムシ出し。ヒルにはムシは入るが、どうもその後の成績がよくないようだ。やっぱり主役はミミズかな。
ちょうど今実験中のムシが属する科の分子系統の論文が出たことを知り、早速ダウンロードした。実はこの科については、日本産の代表的な種の標本を1セット、アメリカの若手研究者に送ってあり、彼が筆頭となって分子系統の論文を執筆中である(えらく時間が…
でっかい共著論文へのコメント完了。良い雑誌に受理されるといいなあ。
分類学と生態学、近いように見えて,相当に気質の違う学問分野である。何よりも違うのは論文の賞味期限だ。生態学は、新しい研究ほど方法論が厳密になるので、古くて不備のある論文は通常省みられない。今日日,よほど革新的な論文でもない限り、生態学の論…
今日はK大で再び大物の解剖である。3個体の麻酔をお願いしておいたのだが、行ってみるとN先生曰く「調子こいて4個体麻酔しちゃいました」とのこと。解剖人員は私と学生3人だが,私と学部生のTさんは授業があるため途中で帰らねばならなかった。その後は…
昨晩オオッと叫んだのは、あるムシが予想もせぬ宿主から出たからである。このムシの属する科の寄生虫はおおむね節足動物に寄生するのだが(例外的に刺胞動物というケースあり*1),なんとミミズから大量のムシが出てきた。それで、今朝さっそく田んぼからイ…
昨年の卒業生の追加データをちまちまと集めていたら、思わぬ収穫があったのでちょっと機嫌を直す。狙った当りではなく、まぐれの結果だが、重要な分類学的知見だ。
懺悔フラグが立ちまくっているm-urabe。
ここ数ヶ月、西之島のごとくに絶え間なく拡大を続ける実験室のクレーター(床タイルの剥げ)に業を煮やし、今日学生諸君がテープで応急措置を施してくれました。次に学科に床貼り予算がつくのはいつになるのでしょう。
今年もFWの授業が始まりました。 昨日の河川工事現場の上流側,まだ河床の掘り下げが行われていないところ。河床の堆積が厚く、景観はよいのですが堤防高が低く,やはり溢れやすそうな感じはあります。自然堤防周辺の林床には水が溜まり、モリアオガエルが鳴…
Yahooニュースから,緊急避難場所となった熊本県立大学が避難場所閉鎖という話。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160418-00000026-mai-soci これは早晩ウチでも検討されるだろう。ウチの周囲には彦根市立病院以外に大きな建物はなく、災害が起これば近…
昨日のアレルギー発作は久しぶりにかなり重症だった。普通は1,2時間昼寝をするか、一晩眠ればだいたい収まるものなのだが,今日の朝まで続いていた(まあ、昨晩は地震のニュースに見入ってしまって、十分に寝なかったせいかもしれない)。朝10時過ぎまで…
アレルギー出てきた。今月に入ってから2度目。一時期軽くなっていたような気がしていたのだが、やっぱりアレルゲンにまともに接してはダメなようだ。
しまった、今日の教授会でまたとない発言チャンスを逃がした… やっぱり私は機を見るのがダメらしい。 … やっぱり、今度から嫌なものは嫌とちゃんと発言しよう。決めた。志を曲げてはいかん。
アンテナが貼ってある「Limnology 水から環境を考える」のブログの方で,学生が企業のエントリーシート書きに費やす時間について取り上げられています。同じことが,大学などの公募にも言えるのではないでしょうか。若手の研究者の人は必死で業績を生み出し…
狙いのムシを出した貝は結局6/300個,感染率2%。1990年代は5%ぐらいだったから、やはり下がっている。その他に師匠から遺伝子分析を頼まれていた魚住血吸虫を出す貝も2個採れた。万歳。早速スケッチのやり直しを試みるが,細胞同士が重なっていて、結局ワ…
今日からFWの授業がスタート。用意にあれこれと不手際があって授業時間になってから大慌てし、学生の皆さんも教員の皆様もごめんなさい。例の河川改修工事現場は,建設会社のご好意でそのまま見学させていただけることになった。感謝。
一昨日の貝のうち5個からムシが出た。今週中にスケッチ完成が目標。
FWの授業のためにY川の河川改修現場へ下見に行き、その道すがら市内の桜見物。 まずは芹川。 お次は佐和山遊園(笑)。まだ中に入ったことはないが、行った人の話では「中を歩くだけで酔う」そうだ。 Y川では護岸工事が現在進行中だった。護岸とは文字通り岸…
朝、人生で3本の指に入る妙ちきりんな夢で目が覚めた。 ある女子学生があるスポーツをやっていて、その試合か何かの準備をしている。ところが、そのスポーツの試合では生首(用途不明)を使うのだという。(生首の使用を)止めろという人はいないのか、と聞…
論文を仕上げようとすると、ずっと以前に描いたスケッチのあちこちに不満が出てきて、もう一度描き直したい衝動に駆られている。厄介なことに、再観察したい器官は固定標本では十分に見えないので,生鮮個体を見なければならない。そうするとサンプリングに…
ちょっと前,博物館関係者の方から「西日本に出回っている免税合成エタノールの製造ラインがトラブルで止まり、現在入荷困難なため、急遽発酵エタノールの購入申請をした」という情報を得た。そう言えばウチの研究室の標本製作用エタノールもあと1,2ヶ月…
目黒寄生虫館のI城さんからご案内。同館の常設展である山口左仲の研究資料をデイリーポータルZさんが取り上げたそうです。一見に如かず、どうぞ下記リンクで素晴らしいスケッチの数々をご覧下さい。館長のO川先生もご登場です。 なんと美しき寄生虫の姿!左…
ミスジコウガイビル(外来種のオオミスジかどうかは不明)が浮かれ出てきました。
昨日は休んだし、さあ大学で論文を書き進めよう…と思ってもそうはならないのが年度初めである。授業の打ち合わせ、古い書類の廃棄、〆切に遅れた文書提出等々で1日潰れた。明日は少し仕事が進むかな(遠い目)。
ZZで古本屋をぶらついていたら「魚太平記」なる本を発見。高かったので買わなかったが、どうやら淡水魚vs海産魚の戦記物(仮名草子)のようだ。淡水魚チームの本陣はもちろん琵琶湖で、決戦の場は淀川河口、勝敗の鍵を握るのはアカメ(汽水魚)やサケ(回遊…
論文を見た教員から指摘があり、惜しむらくはミミズの採集に協力したのが「Shiga Univ.」の学生、と書いてあること、だそうな。確かに。
B博のGさんからメールがあり、ミミズ分類学者のBさん(イギリス人)が2011年にK出今で採集したミミズが2012年に新種として発表されたとのこと。知らなかった(なお2009年にBさんがK出今にハッタミミズの採集に来た時の日記はこちら)。新種のミミズの名前はM…