共同研究必要事項

研究生のJさんが研究始動。Jさんは母国で修士課程終了後、フィリピン大学ゲノムセンターで仕事をしていたため、基礎的な遺伝子解析は手慣れたものである。サンプルを渡し、ウチで使っているキットのプロトコルを渡し、試薬やチューブの在り処を教えたらおしまい。一番面倒だったのはサンプルチューブに書いてある情報が所々ロシア語なので判読する必要があったことだろうか(笑)。Jさんには日本語と並行してキリル文字もちょっと勉強してもらったほうがよさそう。英語アルファベットへの対応さえ覚えてしまえば、専門用語はほとんど同じなので難しくはない。

ボヤキ

今年度、担当講義の試験はオンライン実施を試みることとし、学生にもその旨を通達してある。大学当局の方から試験室の照会が来たので、今年はオンラインを主体とする試験にするので全員入る部屋にする必要はないが,登校している学生のためにWi-fi接続可能な教室を1,2室確保して欲しい、という回答をした。そうしたら大学から「対面授業を原則としているのになぜオンライン試験なのか。替え玉受験にはどう対策するのか」と質問が来た。

…あのですね、龍谷大でも立命館大でも既にクラスターが発生していて、ウチだっていつ「学内でクラスター発生しました!明日から2週間学生の登校を禁止します!」となってもおかしくない状況なんですよ。通常の講義ならともかく、試験期間中にそうなったらどうやって1,2日でオンライン対応するんですか?それは無理と判断したから最初から試験はオンライン実施とした訳です。それに解答用紙は立派に感染媒体になり得ますよ。

他の大学では、最初から1月以降はすべてオンライン授業と決めて授業計画を立てている(共通テスト実施に影響を与えないため)所もあると聞いている。対面授業が良いことに異論はないが、なんでウチはこうもゴリゴリなんだろう。クラスター出るまでこの体制変わらないんだろうなあ(ため息)。

ごった煮

今日はJさんの転入に伴う諸手続きのため、一緒に市役所、銀行、アパート管理会社と回った。外国人だと手続きに普通の何倍も時間がかかるので半日以上の仕事になった。

水圏大講座の院生部屋は通称「水圏国際交流室」と言われるほど留学生が常駐している。少し前には最も使用頻度の高い言語が中国語で、続いて英語、日本語だったのだが、今ではそれにベンガル語タガログ語が加わって常時5カ国語が飛び交うカオスな状況になっているらしい(学生は総勢7人)。

以外と見てる

1回生の「環境生物学I」は受講人数が多いため,コロナ疑いその他で公欠になる学生が出ることも多かろうと、1回目からずっと授業スライドに解説をつけたものををクラウドに上げて、学生が自由に見ることができるようにしている。とはいえ,ほとんどの学生は対面授業に来ているので、スライドを閲覧するのは少数だろうなあと予想していたが、チェックしてみたら7割方の学生が閲覧していることがわかった。おそらく小テスト(中間試験)の回答を探して閲覧した学生が多かったのではないかと思うが、それにしても皆けっこうバッチリ復習をしてくれたわけで、善哉善哉である。勿論、オンラインテストではノートや本を見ての回答が前提なので(ネット検索する学生もいるだろう)、それをちょいとコピペすれば済むような問題は端から出さない。