頑張れヨシノボリ

今日の環境FW1の野外作業中に、ヨシノボリを捕まえました。ヨシノボリは腹びれが吸盤になっているハゼ科魚類なので,条件次第では垂直の壁も登ることがあります。そこで、こいつが例の真っ平らな石つき魚道をどのくらい登れるのか、実際に魚道に放して観察してみました。

1時間ほど観察して,遡上距離は5.5mでした。魚道の全長は17mなので、登りきるまでに3時間を要することになります。能力的に遡上は可能ですが、途中に身を隠す場所が全くないので、非常に危険な移動だと言えるでしょう。それから、ヨシノボリは常に玉石の上流側で休憩するということを知りました。玉石の横が一番流れが早いので,そこを登りきったところに休み場所があることが大切なようです。

f:id:m-urabe:20190618211454g:plain

 

 

代休とは言え

代休日。昼間は家事や家庭菜園の植え替えで過ごし、夕方から明日の実習の準備などをしに大学へ。一昨日に捕まえた貴重な1匹のドンコをさばいたが目当てのムシはいなかった。またボチボチとドンコ探しを続けなければならない。投稿論文の修正も今月中には終わらないとなあ。

 

ぎょーむ本番

今日も朝から4時間の研修で、ほとんど私の研究とは何の関係もない話なので聞き流しながらずっと内職(結局、役に立つ情報は2つだけだった)。昼すぎにやっと開放され、この出張の隠れ主目的であるドンコの採集に出向いた。しばらく前に海外の研究者からドンコの寄生虫の入手を頼まれ、大学周りのドンコを少し調べてみたが、そこでは見つけられなかった。昔のフィールドである福岡の某水路にはドンコがたくさんいて(1日で50匹捕ることも難しくなかった)、件の寄生虫もほぼ100%感染していたので、そこに行けば確実にムシを入手できると踏んだのだ。ところが現場に着いてみるといつになく水路の水位が高く、しかも濁水していて底がほとんど見えない。そう、福岡は今が田植えのピークで、そのために水位がうんと上がっているのだった。コンディションは最悪であったが、せっかくここまで来て手ぶらで帰るわけにも行かず、タモ網で底を探りながら浅そうな所(あまりなかった)を選んで手探り状態で採集した。1時間半努力して獲物は成魚1匹、稚魚2匹のみ。幸運にも坊主は免れたが、ムシが確実に取れるかどうか、やや厳しい線である。ともあれ、今日はこれ以上努力してもムダと思われたので、帰彦することにした。解剖は明日、ムシ出ますように。

ぎょーむ(無表情)

大学から命じられた用務のため朝から福岡へ。話題の9割8分は私の研究と何の関係もないと断言できる会合への参加なので正直言ってまったく乗り気ではなかったが、会場がなつかしの福岡ということで渋々の参加である。100名以上の参加者のほとんどがワイシャツ、革靴、パンプスというオフィススタイルの中で、一人デニムとチェックシャツで場違い感を演じつつ4時間の講習を耐え、夕方にやっと開放されて一人天神へ繰り出し、美味しいものにありつく。明日はさらに3時間、私にはほぼ関係ない講習をやり過ごさなければならない。

スター不在

午前中、たまたま外に出たら小学生の一団が歩いていた。そう言えば今日は近くのJ小学校が田んぼの生き物の勉強に来るので、「生き物研究会」の学生に対応をお願いしていたのだった。ちょっと覗いてみたら今日の観察ネタは魚とカエル、カメ(イシガメとスッポンの在来2種)というところで、ハッタミミズは準備していなかった模様。今の研究会メンバーはハッタミミズを掘ったことがなく、準備できなかったようである。なんだ、言ってくれれば取れる場所教えたのに…。