ボーダーレス

先日、考古学の研究者の方から、保存食の中で果たして寄生虫は死滅するのかという問い合わせを受けた。よくトイレの遺跡から寄生虫卵が発見され、魚や肉を生食していた証拠とされるが、保存食を食べて寄生虫に感染することはあるのかどうか疑問をもたれたと…

花一杯の世界

今日は病休教員のピンチヒッターで植物標本作製の実習。今まで3つの大学を渡り歩いて、専門外の実習もさんざんやらされてきたが、植物標本作りを担当するのは初めて(学生時代以来かな?)。ともあれ、同定以外は難しい工程はないのでさっくり進める。専門…

共食の儀

朝、出勤前に市の保健窓口へ行って英語のコロナワクチン接種証明書(所謂ワクチンパスポート)を発行してもらう。これで海外渡航しても隔離されずに済みます。ぼちぼち英語レクチャーの準備も始めなければ。 夕刻から、学科2回生主催でちょっと遅めの新入生…

今年のディベート大会

今年の環境生態学科1回生によるディベート大会のお題です。ウナギ論題は2年に一度は登場する定番ネタになりました(大会はいつも7月ですから、議論が盛り上がります)。 7/4「日本は廃炉措置中以外の停止中原子力発電所を2030年までに全て再稼働させるべ…

橋桁って痛い

昨日はサンプリングの途中でサーモカメラの充電が切れてしまい、最後の最終地点の水温が測れなかったので、今日改めて現場へ出向いて測り直し。暑いが、大学から近いので時間はそれほどかからない。川へ降りる際に誤って橋桁に頭をぶつけてしまいかなり痛い…

渇水の危機

今日は丸一日時間を作って、卒論生I君のフィールド調査に出かけました。I上川の河床内湧水における底生生物の調査です。 今回は文明の利器、サーモカメラを持参しました。スマホに取り付けて画像から温度を測ることができるスグレモノで、水温の差を面で捉え…

琵琶湖を半周して

昨日、知人のNさんから連絡があった。Nさんもビワマス漁師のOさん(釣り船のオーナー)にサツキマスを注文していて、それが漁獲されたという連絡を受けたのだが「こちらで引き取る前に、寄生虫を取りたいならどうぞ」というお申し出だった。有り難くお受けし…

嬉しい

着任17年目にして噛みしめる、土日も研究室にエアコンが入る環境の素晴らしさ(うっとり)。

マスがやってきた

一昨日、卒論のサンプルとして漁師さんに注文していたビワマスとサツキマスが届きました。2種類のマスが同時に見られることはなかなかないので、並べて写真を撮りました。上がビワマス、下がサツキマスで、両方とも見事な銀毛です。ビワマスの方が体高が低…

雨中実習

今日のFWは、このテーマが始まって以来の雨降りでした。作業時間を通常より短縮し、幸いに本降りになる前に撤収することができましたが、なかなか湿っぽい中での実習でした。 今回はいつになくアユが多く、学生が歩いて濁った水の中をピンピンと飛び跳ねて、…

残り福

ベランダで冬中咲き続けてくれたビオラは、春になってから茎が徒長するようになったのでガシガシと切り詰め、かなりみっともない様子になっています。それでも少しずつ花が咲き続けているので抜いてしまうのも忍びなく、そのままにしていました。ところが、…

前を向いて

昨日まではいろいろ腐ることがあったが、今日は良いことがいくつかやってきた。まずは3年ぶりに外部のお客さんを入れての湖風夏祭の開催。感染防止のため入場者数に上限を設け(来場者は入り口で番号入りの入場カードを受けとる)、模擬店は出ているが食べ…

無題

今日は気が重い

ミカン作戦再び

会議の後、隣の学科のN先生(畜産学)と喋っていたら、家畜小屋にネズミがよく出て困るという話になった。家畜小屋というのは隙間が多く、餌があるのでどこでもネズミの巣窟になりやすいものである。駆除業者の毒餌は設置しているものの手を付けない(多分仕…

貝採り実習'22

今日は博物館実習で貝標本作成でした。例年は7月にやっていますが諸般の事情により今年は6月。貝採りの時に暑くないのは助かりますが、まだ琵琶湖の水位が下がりきっていないため、特に二枚貝の採集数が少なくなってしまいました。琵琶湖内のカワニナ3種…

博物館と学際領域

今日はオツトメの後、そのままB博へ移動して同博のプロジェクト研究の報告会。博物館の審査員を引き受けて3年めになるが、過去2年間はコロナで対面での報告会はなしだったので、今回が初めての参加となる。で、数あるプロジェクトのうち今日の発表は5件の…

戦争の影響

ナターシャから寄生虫抗体の検査キットを送ってほしいというメールが来た。米国のメーカーのものだが、(経済制裁で)ロシア国内では購入できなくなってしまったのだという。現在,日本からロシアへ送る物品に関しては厳しい制限が敷かれており、軍需物資に…

おそらく最速記録

近頃の某学術雑誌の対応。 5月下旬、D4のAさん(学位が懸かっている):リバイスして再投稿した論文が2ヶ月以上返ってこない→編集委員長に「どうなっていますか?」と問い合わせ→1週間そこそこで再査読済みの論文が返ってくる 5月下旬、D3のTさん(学位…

雨に降られて

フィールドワーク第3クール1回め、Y川の下見です。今日は降水確率30%でしたが、結構まともに降られてしまい、雨合羽や傘を持っていない学生もいたので相合い傘でしのぎました。FWの授業中に雨に降られたのは4年ぶりぐらいです。ただ、この雨はかなりピン…

どっちもどっち

学生のレポートを読んでいて真面目にしっかり書いている人と適当にやっている人の落差が大きいなあと思っていたが、今日学部年報の原稿を見たところ、教員の文章もやっぱり気合の入っている人と適当に書いている人の落差がすごくて、これじゃ学生に注意でき…

長持ちしすぎ

雨の間をついて自転車出勤。今年に入ってから3回もコケているので濡れた路面はとても怖く感じ、慎重に安全運転。それでもやはりなんとなく安定性が悪いような気がして、どうしたことかと思っていたが、はたとここ数年パンクしていない(従ってタイヤ交換も…

困った

しかし、フィリピンへの航空運賃、値上がりしているなあ。倍以上になってる。研究予算が全額旅費で吹き飛ぶかもしれない。 あ、2人分の料金が表示されていたんだ,びっくりした!それでも値上がりしているけれど。

被り

目黒寄生虫館のTシャツを着て大学に行ったらラボの学生とペアルックになってしまった。 kiseichukan.monozoo.net

解剖バサミ出番なし

今日もO先生から検体をご提供いただきました。標準体長60cm、体重5キロの巨大ゴイです。鱗で年齢を見てみたところ5〜6歳という判定でした。産卵期の今、メスのコイはお墓がぱんぱんに膨れてものすごい太さになっています。このような大型コイともなると、エ…

大車輪

学会から帰って早速ドタバタの一日。まずは昨年末に船便でロシアに発送した寄生虫標本(形態観察用)が、昨今のご時世のため引受停止となり送り返されてきた。相手先に「戻ってきちゃったけれどどうする?」と問い合わせると「うーん、ちょっと考えさせて…」…

critically engangered

私の発表は学会最終日の最後から2番目で、お題は最近貝マニアの方々が見つけたマメタニシ類の寄生虫。マメタニシは肝吸虫を始めとしていくつかの人体寄生虫の中間宿主になっていて、医学寄生虫学の教科書には必ず出ている。その一方で、今やマメタニシ(ホ…

学会初日

昨日は自由集会、そして今日は寄生虫学会本会の1日目。自由集会は対面とオンラインがだいたい半々程度のハイブリッド形式になった。私はZoomで2つの自由集会のホストを務めることになっていたので早めに会場入りしたのだが、間抜けなことに持参したMacbook…

久々の対面学会へ

青丹6つと擦り傷3つをくっつけて、今日から帯広出張。明日の午後から寄生虫学会とそのサテライトミーティングである。本年度もハイブリッド開催だが、昨年と違って今年は現地参加の人が大部分という話である、私もリアルで大会に参加するのは3年ぶりだ。…

青丹増殖中

先週こしらえた青丹5つはまだ健在だが、今日また自転車でコケて青丹1つ+擦り傷2箇所を増やしてしまった。満身創痍。絆創膏を切らしたので景品でもらったキズパッドというのを貼ってみたが、なかなかフィット感が良い感じ。4,5日は貼りっぱなしで良いら…

創意で勝負

昨日は気温が28℃近くの暑い中、FW1の見試しでした。もうこのフィールドで実習をやり始めて3年目ですが、まだいろいろ面白いことを考え出す学生がいて楽しいものです。 昨日の新規トライアルは、「ここぞという場所にクサヨシを植えて魚の隠れ場所を作る」と…