アカハラ対策伝道師

寄生虫学会から戻ってきたら、1月に講師を務めた人権問題研修(アカハラの巻)の総括が委員の方から届いていました。視聴者は対面(学部、義務的参加)とオンデマンド(他学部、自由参加)合わせて100人、学部開催の人権問題研修の受講者としては過去最多だっということでした。今回はネット上でハラスメントが暴露されて炎上したいくつかの大学のケースをレポートしましたが、多くの人に関心を持っていただけてよかったです。

なお寄生虫学会ではポスターで「環境研究倫理特論」の紹介をしました。雇用の不安定な若い人が関心を持ってくれるかな?と思っていたら、意外に年配の教員の中に熱心に見ていた方々がいました。どうも、それぞれの大学で研究倫理教育を担当している方々が参考として見ていたようです。県大のような切り口(見方によっては過激)の研究倫理授業はなかなか普及しないかもしれませんが、それでも地道に宣伝をすることが必要でしょう。