身の回り点検

Yahooニュースから,緊急避難場所となった熊本県立大学が避難場所閉鎖という話。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160418-00000026-mai-soci
これは早晩ウチでも検討されるだろう。ウチの周囲には彦根市立病院以外に大きな建物はなく、災害が起これば近所の方々の避難場所となるのは目に見えているが、そうなった時のシナリオはまだない。もう、単に学生の安全を確保するというだけではなく、地域の避難所としての役割を具体的に検討すべき時期だ。食料や毛布は学生の人数分プラスアルファが必要だが,備蓄はあるのだろうか?
かくてあれこれ考えてみると、幸い,水はすぐ近くに満々とあるので、沸かす燃料さえあれば飲料水にはまったく困らない。燃料は建材の切れっ端やら竹の刈ったのやらが、そこらじゅうに転がっているから,キャンパス内で1,2日はもつだろう。キャンパスの中にも外にも田んぼや畑があって季節の野菜が手に入り(お隣の学科には研究用の米や小麦のストックもあるはずだ)、近くのI上川下流は漁業権放棄されているので魚は取り放題…と考えてみると、つくづく、この環境は都市よりもはるかに「生きやすい」のだと思う。さらに言えば、もし幹線道路や鉄道が地震で寸断されても、琵琶湖には船という大量輸送手段が残るから、決して孤立はしない(ガソリンが供給できれば、だけれど)。都会で大地震には決して遭いたくないが、彦根でならばなんとか過ごせそうな気がする。