4年のN村君と一緒に湖東のある場所の水路へ採集に行った.ここのカワニナから面白いセルカリアが沢山出ているので、一度魚類の方を攻めたいと思っていたが、ずっと機会がなく、とうとう冬になってしまった.水量も減っており、魚取りには条件が悪いが、来年のためにも場所を確認しておく必要がある.

この水路はやや分かりにくい場所にあり、地図があっても、N村君の案内なしにはとてもたどり着けなかっただろう。かなりの部分が3面コンクリートだし、近くには工事現場もあって、お世辞にも「そそられる」場所ではないが、よくこんな所を見つけたもの。
ところが、2時間のガサガサでオイカワなど8種の魚が捕れ、手応えはかなり良い.12月でこれなら、田んぼに水の入る時期にはかなりの種数になるに違いない.来年の夏にはまた来なくては.
寄生虫の方は、狙っていた種は取れなかったが.まあ時節柄しかたないだろう。それ以外にはウナギ虫の幼弱虫や、師匠が現在記載中のゲナの新種が見つかった。これだけでも十分にまた魚取りに来る価値があるってもの。