当日の模様

グラスゴーを朝9時の便で発つ予定だったので、ホテルのチェックアウトは朝5時半。荷物が重いので、呼んであったタクシーで2キロ程離れたバスセンターまで行こうとしたら、運ちゃんが「こんな時間はまだバスはないぞ(だから空港まで乗れ)」と言う。「ちゃんと時刻表があるよ」と言い返すと「ま、でも空港は混んでるから早く行ったほうがいいぞ」とか言いながらバスセンターまで乗っけてくれた。近くてごめんね。で、時間通り正確にやってきたバスで空港へ。
空港の入口でビニール袋をもらって最小限の手荷物だけ入れるのだが、カギも手帳もダメだという。荷物よどこかへ行くでないぞと念じつつ、これらもスーツケースの中へ入れてお預けするしかない。
早めに空港へ着いたので、チェックインも保安検査も予想外にスムーズで、15分ほど遅れただけでヒースロー空港着。国際線のラウンジまでたどり着いて電光掲示板を見ると、米国や南欧方面は半分ぐらいが欠航している。BA日本支社へ問い合わせた人の話では日本行の便は大丈夫という話だったが、それでも「cancelled」がずらっと並んだ掲示板を見ると少々不安になった。
ラウンジでぶらぶらと搭乗ゲートが表示されるのを待っていると、2匹の犬を連れた警備員が通りかかった。爆発物探知犬?か何かなんだろうが、なにしろ犬種がシェパードなんかではなくてイングリッシュコッカースパニエルなもんで、可愛くてただの散歩にしか見えない。辺りの搭乗客も思わずなごむ、あまりにもイギリス的一コマ。残念ながらカメラも携帯も手元になかったので写真は撮れなかったのだけれど。