2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

持ち越し

今月中に終わらせるつもりだった仕事その3(共著論文の手入れ)は結局達成できなかった。細かく見始めたら文献の追加の必要性や標本の見直しが必要になってしまったためで、あと2,3日かかりそう。コスモポリタンでよく研究されていると思った斜口ムシも…

前任大学の不透明な学長選のその後について、動きがありました。同様の問題は滋賀大学など他の大学でも起きており、前任大学単独の問題ではなくトップダウンが強化されてきている国公立大学全体の問題ですので、ご賛同いただける方は署名をお願いいたします…

やった

よーし、今月中に終わらせる仕事その2達成!良いペース。

久しぶり2題

今日届いた郵便物の中に、挿し絵画家のNさん(カセミミズの足の裏を見に鳥羽水に行ったという方)からのお手紙があった。開けてみると、先週の土曜日から日高さんの奥様の挿し絵展を彦根で開催していて、オープニングに呼ばれているのでお会いしませんか?と…

嘘と絶望の生命科学

同僚のH先生絶賛お勧めの本。帯は「カネと名誉と成果:ブラック企業化する研究室ーSTAP細胞事件の背景をえぐるレポート」だが、所謂研究不正の問題にとどまらず、このような体質が日本の大学や研究所に蔓延するに至った国の政策までをわかりやすく解説してい…

休日読書

イースターの朝だというのに頭痛で目が覚め、オツトメをさぼってしまった。3月に入ってからほとんどエンジンを切る暇がなかったし、出張中は減塩できなかったので血圧も高い。今日は休養することにして、午前中は家でゴロゴロし、午後は近所の喫茶店で読書。…

出張後の憂鬱(毎度)

比良颪の吹き荒れる今朝の彦根は仙台よりずっと寒い。 仙台のスタバと新幹線の車中で本日締切の仕事を2つやっつけておいたので、今日の出勤は多少気楽にはなった。とはいえ、丸々一週間の出張のあとはどうしても雑務が溜まっているので、午前中一杯かかって…

最終日

生態学会最終日、まずは久しぶりに大津のsummerlakeさんとお喋りを楽しんでから、自分のポスターをよっこらしょと貼る。変なカテゴリーで登録してしまったので周囲は植物や土壌の研究発表ばかりで、どう考えてもお客さんは少なそう。午前中は環境DNAの企画集…

3日目

午前中はY山動物園でしばし息抜き。 Y山動物園といえば何と言ってもシジュウカラガンの繁殖。 前がシジュウカラガン,後ろが基亜種カナダガン。シジュウカラガンは最小の亜種で、ぱっと見て基亜種の2/3ぐらいの大きさです。 他のガンカモ類もたくさん飼育…

2日目

生態学会2日目、口頭発表とポスターの閲覧は興味のあるものだけ最小限にとどめる。RAD-seqで交雑を検出する手法があるらしいが、カワニナでうまく使えないかなあ。あとは空き時間にせっせと共著論文の改稿。そうしたら当の筆頭著者に遭遇したので、投稿論文…

がんばれ高校生

昨日の深夜に仙台着、朝から生態学会。10時開始というのがありがたい。 まずは高校生セッションを覗きに行き、いつも話を聞かせていただくG高校の発表を見る。指導教員のK先生がいらっしゃったので、数カ月前にニュースになっていたG市のカワニナ放流の件に…

二日目

朝メールを開けたら、「Congratulations Dear author, we are pleased to inform you that your paper has just published....」という「身に覚えのない」メールが来ていた。新手のサギかと思ってよく見たら、3年前に海外の方と共著で書いて、その後リジェク…

一日目

学会初日。今年は画期的なことに,若手による純理学的研究発表が何件かある。K大Tom件のSさんはトカゲ線虫の生物地理、宿主範囲の広い種だけれど、全体的に見れば2系統あって先住系統と後発系統が推定できる由。I大のOさんは貝屋がだれも手を出さないモノア…

@宮崎

ポスターを抱え、飛行機に揺られて(ドリンクサービス中止になった)宮崎。滑り込みで寄生虫形態分類談話会、続いて生態疫学談話会。今回は期せずしてどちらも世話役が話題提供することになり、分類形態の方はK持さんによる深海魚寄生虫の話。ああいう超pela…

とりあえず

印刷したけれど、Calibriフォント最悪。もう。

研究倫理セミナーの打ち合わせ3回目。幸い、学部の上層部も乗り気で、後日単位の出る講義(しかも必修で)に移行することを視野に入れるよう示唆があった。なかなか「濃ゆい」講義になりそうである。何しろ、大学当局が責任逃れにやるような「○○をしてはい…

ひい

諸々あって、生態学会のポスターの完成率10%といったところ。あと90%を明日1日で完成させなければならない。うわあ。

久々の野外調査

本日はI川の卒論予備調査で、学生3人と調査地の簡単な計測と底生生物の定性採集をしました。好天とはいえ風が強く、かなり寒い中での調査になりました。なお、写真では胴長を着用していますが、これは安全にアプローチできる所だけでの格好で、急流のところ…

こんな論文というか、総説が出たので取り寄せ中。これ、両方に名前の入っているChoudhury が旗振ったのかしら。Globe Iの方はちょっとメンバーがビミョーな気もするが(筆頭著者のSさんは条虫の専門家だし、吸虫分類学の大家と言われている人の比率があまり…

要勉強

アカハラ関連の本をあれこれ注文。来年度は人権委員だからね、今から勉強しなくちゃ。科学者のための法律相談―知っておいて損はない25の解決法作者: 京都第一法律事務所出版社/メーカー: 化学同人発売日: 2007/04/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (3…

洋のマカロニ、和のウドン

N澤先生から、日本の魚類条虫の最新目録をいただいた。なんと、全種類和名付きである。これはありがたい、今校正中の寄生虫本にさっそく使わせていただくことにした。自分の命名センスの無さとボキャブラリの貧弱さにはほとほと呆れているもので。 当然の傾…

臨時ハンザキ祭り

某河川でハンザキの死体が見つかったが寄生虫を採るかという打診があり、早速送ってもらって今日は臨時ハンザキ祭り。ハンザキと言っても体長30cm余りの(この種にしては)かわいらしいチビさんだった。ペットにしたくなる大きさだが、残念ながらハンザキは…

午前中、研究倫理のセミナーを計画していられる教員に呼ばれてしばし談話。私はおカネにならない基礎研究をしているので、応用分野のダークサイドには無縁なのだが(何も考えてないバカには散々振り回されたけど)、そういう世界のことをあれこれ聞いてみると…

リフレッシュ

昨年で継続勤務10年ということで,大学から「リフレッシュ券」なるものをもらっていた。それの使用期限が3月末なので使わなくてはならなかったのだが、宿泊や乗車券の購入はできるけれど出張はダメという制約付き。と言われても出張以外で旅行する機会という…

感染症の生態学

自分も1章書いているので、書評じゃなくて宣伝です。もうすぐ出ます。著者割できます。感染症の生態学 (シリーズ現代の生態学)作者: 日本生態学会出版社/メーカー: 共立出版発売日: 2016/03/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る

近頃、屋久島と奄美で新種の植物が立て続けに発見されて、そのニュースが論文のみならず新聞をも賑わしている。新種というのは生物多様性の正当な評価という点で大変重要な発見であることは言うまでもないし、誰にでも分かりやすい業績である。勿論、関係者の…

打ち上げ

ということで、今夜は公聴会を終えたD3(2名)、卒業するM2(1名)、および再試験を終えてようやく卒業の目処が立ったB4(1名)の打ち上げ。真っ当な努力が結実した人たちも、身から出たサビで苦労した人も、とにかくお疲れさまでした。

学位論文審査会2

今日は環境変化に対するプランクトンの生理応答を研究しているL君の学位論文審査会、膨大な実験室データに支えられた研究結果は圧巻でした。

集中砲火

卒論相談×2,会議×3,提出書類作りなどいろいろ。今日はオール雑用日にしようと思っていたら、こういう日に限って共同研究者から原稿や研究のアドバイスのメールが矢継ぎ早にやってきて、そちらにも気がとられてしまう。困ったもの。

満足

よっしゃ、論文1つ投稿した。今日はよく仕事した。