2日目

生態学会2日目、口頭発表とポスターの閲覧は興味のあるものだけ最小限にとどめる。RAD-seqで交雑を検出する手法があるらしいが、カワニナでうまく使えないかなあ。あとは空き時間にせっせと共著論文の改稿。そうしたら当の筆頭著者に遭遇したので、投稿論文の内容と現在の研究の進展状況について打ち合わせ。自由集会では貝の生態に関する研究発表を聞いたが、このような研究発表が貝類学会ではなく、生態学会で出てくるという状況は、寄生虫学会とよく似ている。研究材料である各生物に重点を置いた学会での研究発表はしばしばマニアックになり、そういう雰囲気に付いていけないと感じる人は多いだろう。どうやってそういう人たちの居場所をつくるかが課題だと思う。
自由集会の後は古なじみの貝生態研究者の皆さんと、偶々出会ったウチの大学の学部生・関係者の方と一緒にこじんまりと飲み会。