先日,代理者に出席してもらった公立大学協会理学部長会議(※私はもちろん学部長なぞではなく,その代理で出席しなければならなかったのだが、授業の関係でそのまた代理の方にご出席願った)の会議資料に目を通す。文科省から上意下達の資料がどっさり。国公立大学は法人化に伴い決定機関は学長と理事会になり,教授会は単なる審議機関になって,要するに民主的組織じゃなくなった訳なのだが、人事権に関してはまだ「大学の自治」が尊重されていて,大学側の決定に対して文科省は口を挟まぬものらしい。これって殿様が領地を認められて,その中では好きなように統治して良いという封建制度みたいなものだと理解してよいのかなあ。
…うん,きっとそうだ。そうするとよく理解できる。