敵情視察第二弾

今月の面倒な会議第二弾、公立大学協会理学部長会議。昨年と今年はウチが幹事なので、今月始めの敵情視察第一弾(国立大学法人理学部長会議)の報告をしなければならない。昨日報告のための要約メモを作っていたのだが、今日の会議にそれを持参し忘れるということをやらかし、仕方ないので配布資料とメモ書きを頼りに要約の内容を思い出しつつ喋ったら持ち時間(15分)を10分もオーバーしてしまった。喋りすぎ。

報告のときに、地域教育との連携という点ではやはり高校だけではなく、小中学校への協力も必要なのでは…という話をしたところ、共感してくださった大学があったのはとても嬉しかった。理科好きを増やすには高校では遅すぎ、できれば小学校からが望ましいというのはまったく同意するところである。また、既に小学校〜高校教員に大学院への進学を積極的に勧めている大学もあるということである。やはり、地域連携に関しては公立大学の方が国立大学よりも完全に先行している感じである。現職教員が知識のアップデートのために大学院(修士)で研修することはよくあるが、学位を取ること事態にあまりメリットはないとも聞く。ましてや博士課程をやである。ここはやはり修士や博士を持つ教員が何かの面において(全てでなくてもよいが)優遇されるような制度が必要なのかもしれない。