手続き、手続き、手続きで一日が終わる。いつも愚痴っているとおり、ウチの大学は事務局の規模が異様に小さく、本来事務が担うべき雑用が教員に振られているのが大きな原因。
ちょっと調べてみたら、中〜小規模な国立大学法人の教員数と事務職員(※と書いてあるからにはきちんとした法人職員で、公務員に準じた身分の人)の数はこんな感じ。だいたい、教員数の半数前後の事務職員がいることがわかる。なお、教員養成系大学は大学教員の他に附属学校教諭がおり、そちらの関係の事務も含まれると考えられるので入れていない。
横浜国立大学 教員602名 事務職員302名
東京農工大 教員406名 事務職員157名(他に技術職員56名)
京都工芸繊維大学 教員294名 事務職員126名(他に技術職員24名)
一方の公立大学法人は、事務職員の数を公表していない場合がよくあるのだが、
滋賀県立大学 教員202名 事務職員58名
兵庫県立大学 教員 518名 事務職員(常勤)108名(契約職員等を含めれば396名)
埼玉県立大学 教員157名 事務職員34名
岡山県立大学 教員164名 事務職員59名
国立大のざっと半分である。もちろんそれで業務がこなせるわけがないので、実際には契約職員等を大勢雇用してしのいでいると考えられるが、この格差、何なんだろう。