いつか来た道

本年度からウチの大学は教教分離というやつで組織が変わりました。教員の所属組織としては「研究院」というのができ、採用などはこれをベースに行われることになります。今までは付属センターなどの所属で学部に属さない教員が若干いましたが,研究院には全員が所属することになるので、その点は良いことになると思います(今まで,学部に属さない教員は教授会にも出席できないため,どうしても立場が弱くなりがちでした)。しかし、組織が大きく変わるとこれまでのやり方が通用しなくなる場合があり、今日のある会議で早くもそれが露呈し、根本的に学科運営の戦略を練らなければならない事態になっています。今の状況、何かに似ている…とふと、国立大学が法人化した時の4月の状況を思い出しました。あの時も、学部相当の会議が本当に五里霧中状態になり、対執行部、対事務局の掛け値なし本気の戦略会議になったものです。久しぶりにアドレナリン全開の戦闘気分が味わえるかもしれません。