ようこそお船さん

本日,ついに新しい実習船「はっさかII」が港にやってきて、関係者でささやかなお披露目の式典が開かれました。

f:id:m-urabe:20210402184956g:plain

旧「はっさか」よりトン数が倍に増え、安定感がぐっと増しました。船室の窓も広く、見晴らし良好です。

f:id:m-urabe:20210402184950g:plain

カラーリングは結局、県大のシンボルマークと同じ水色をベースにしたものになりました。琵琶湖の調査研究船舶は大体白なので、この色はかなり際立つと思います。船室の屋根にどんと乗っているのはエアコンの室外機ですが、これはもうちょっと何とかならなかったのか…というのが皆さんの感想。

f:id:m-urabe:20210402185006g:plain

操舵室がとても広くなり、荒天時には乗員全員をここに収容できます。湖底地形をキャッチすることの出来る3Dソナー等、装備はぐっと新しくなりました。特に,船の前後にウインチが付いたので、まともな大きさのドレッジを曳けるようになります(今までは最後は手でドレッジを引き揚げる必要があったため、ごく小さく軽いものしか曳けませんでした)。

今日は風が強かったため試乗会はできませんでしたが、乗船が楽しみです。