2007-01-01から1年間の記事一覧

今日のお仕事

午前中はN君と宇治川へ出かけてカワヒバリ採り,水位が低かったため一瞬で予定数(150個)採集修了。そう言えば,昨日「宇宙船地球号」見るの忘れた。 午後は土曜日に採集してきたヌマチチブ解剖,こちらは一昨日の苦労がなんだったのかと思うほど感染率が低…

小笠原のヌノメカワニナもう1題

めちゃめちゃ編集されちゃってます(大汗)。 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news001.htm 決してsataniiさんに喧嘩を売っているわけではありません。

晴漁雨読

天気のいい週末はヌマチチブ漁に行く。ところで,今日は1000目投網の初使用だったのだが,網のサイズが違うとこんなにも勝手が違うということを初めて悟った。小さくて軽めの網ならもっと扱いが楽だろうと思っていたが,そうでもないらしい。 で,かなり失投…

汗顔

5秒間ぐらい「『まいばら産トカゲ』って何だろう?」と考え込んでしまった…(汗)

小笠原のヌノメカワニナ

とりあえずリンク。 http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20071102it06.htm?from=top

カウンターは回る

コモチカワツボの現状に関する報告書が現在印刷中。ところで,この原稿を書いていた夏の頃は,日本でコモチカワツボが見つかっているのは13県だった。ところが,受理の際に編集委員から「近ごろ○○県で見つけたからそれも入れて」ということで,「14県」に変…

JECONETから転載します。 環境省特定外来生物 ミズヒマワリ駆除ボランティア大募集! 現在、琵琶湖の湖岸には、昔に比べて多くの外来生物が侵入しています。 外来生物は、在来の生き物たちの生活を脅かし、琵琶湖固有の生態系にとって脅威 となるものです。…

無題2

廊下へ出たら、授業を終えたBさんが部屋に帰ってきた。その後ろから学生たちがぞろぞろ。うん?頭に団子2つ(いわゆる”総角”)をくっつけたヤツがいる、こりゃまた変わった髪形だこと、と思っていると、Bさんの曰く「ツノが生えてるんだよ」。 …よく見たら…

最近,何かの係りを引き受けるかどうかの私の動機はこんな感じである。 その係りを引き受けない。なぜなら,何かを提案してもどうせ潰されるから。 その係りを引き受ける。なぜなら,どうせ潰される提案づくりを,他の人に押し付けるのは申し訳ないから。 何…

きりえ

今日はBIWAKOビエンナーレを見てきた。 切り絵作家による,琵琶湖の魚とビワクンショウモをモチーフにしたとても繊細で美しいスクリーン。特にウツセミカジカはお見事。自分でも何か作ってみたくなる。 振り返れば,欄間にもこんな魚が。

琵琶湖産カワニナの感染実験の結果が予期しなかった方へ転がっていている。当初は,卵胎生で分散力の小さいカワニナ類の方は地域間でかなり遺伝的に分化しているだろうから,感染耐性の有無はカワニナの種間差(この場合形態種)よりも地域差のほうが大きい…

ヌマチチブを解剖していたら,大型の一個体の消化管の中に固いものが詰まっていた。取り出してみると丸飲みにされたサカマキガイで,それが6個も出てきた。ちなみにどれも殻長は約8ミリ,殻幅は4ミリの成貝である。これが6個というと,如何に大きなヌマチ…

琵琶湖どんぶら

FWIIIで,一日水の上で過ごす。 「楽浪の志賀」という枕詞を思い出す。 「はっさか」船上。働く人々と,働けない人々。 おもむろに船の傍に着水するユリカモメ。餌はないってば。 光輪を戴く夕暮れの沖島。

追記

Bさんに確認したところ,本当に740hPaだったらしい。乗船者皆が大興奮して気圧計の写真を撮りまくったとか。

一種の地獄

午前は学科ゼミでBさんの南極調査記。今回は基地での研究ではなく、観測船による船上実験で紫外線がオキアミの生存率に与える影響を明らかにした話。詳しい内容はさておき、南極周辺の海は有名な暴風圏で、その海に2週間漂いながら研究した(この間無寄港だ…

フタゴムシも負ける

ミジンコの研究をしている院生のI井さんから,「ミジンコのストラップが販売されている」という話を聞いた。下のサイト。 http://www.eonet.ne.jp/~ymyy80-3110/page-koukaku.htm 雌雄2タイプあるというところがすばらしい。

再びヌマチチブ漁

昨日は雨のため,ヌマチチブの採集は今日にずれこんだ。今日は,客員教授のL先生が同行したいと言われたので,車で一緒にI津まで出かけた。 L先生は投網漁は初心者だが,この前大学で試しに一度投げてみて,一発で見事に網が開いた。これはずいぶん筋がよい…

小ネタ

小ネタ原稿の校正稿が届いた。タイトルの”覚え書き”が示すとおり,私の忘備録兼分類学の勉強のためといった内容で,はっきり行ってバイオロジーへの貢献ゼロである。ま,見た人は笑ってくれ。

自宅燻蒸

風呂から上がると、廊下に何だか樹木のような匂いが充満していた。最初、植物系シャンプーの匂いかと思ったが、それにしては匂いがきつい。これは… 台所に行ってみると、例の竹酢の瓶が倒れて、中身がこぼれていた。大半は床のマットに吸収され、拭き取るこ…

今日の卵拾い

今日の卵拾い,720個。ヌマチチブの感染率が悪く,解剖数の割に採卵数が伸びない。困った。 とりあえず手持ちの魚は全部潰してしまったので,明日はまた投網打ちに行く。頑張るぞ!

ちょっと貼っておきますね。こんな公募めったにないと思いますので。 平成19年度豊橋市職員採用候補者試験案内秋季募集 学芸員(自然史博物館における貝類担当) http://www.city.toyohashi.aichi.jp/jinji/19saiyo_aki.html

寄生虫の卵拾い。今日は600個、トータル約2400個。まだ目標の1/5…。

お茶二題

貝の補充がてら宇治へ。研究室のお茶を切らしていたので煎茶を買う。宇治茶の銘柄には「徒然」とか「九重」とか,たいてい京都にゆかりの名前がついているのだが,今日は「喜撰」を買った。世をうぢ山の喜撰法師からとった名前で,宇治市内の地名にもなって…

今年の淡水貝研

淡水貝類研究会,今年はウチの研究室からポスドクのH井さんが移入シジミの分子系統ネタを持って出陣。聞くところによると輸入シジミの判別にDNA判定はもう使われているはずのなのだが,データベース上には日本のシジミはほとんど登録されていないし,論文に…

赤目再び

またオイカワの霊に取りつかれて,結膜内出血しています。

ハリガネの縁

昨日、B博に来ていた鹿児島大の学生N君が研究室にやって来た。滋賀は初めてということで、ハリガネムシの採集をしつつ、寄生虫一般についても話を聞きに来たのである。この辺での採集情報ならBB君がよく知っているはずだ。 N君の指導教員は昆虫の研究者で、…

5本目の指は誰だ

B博で、ハンブルグ大学博物館シュミット=レーサ博士によるハリガネムシの講演会。出席者は広島や鹿児島といった遠方から駆けつけた学生さんたちも含めて約20名弱ほどだった。ちなみに、午前中に行われた同博士によるイタチムシワークショップの出席者は9名…

一歩前進?

朝日新聞 コイヘルペス、目視で「診断」 成田空港などで開始 http://www.asahi.com/life/update/1009/TKY200710090184.html うーん,ウィルスの持ち込み防止にこれでどれほどの効果が上がるのか…。

たまには外でお茶

買い物がてらZ所でお茶。シゲ。君お勧めのリシーハットは,味のバランスが綱渡りのようにデリケートな紅茶で,たぶん淹れ方ひとつでがらっと印象が変わるし,水の硬度のちょっとした違いでも味がもろに変化しそう。こういう神経質な紅茶は,自分で淹れると…

オオサンショウウオ研究会

オオサンショウウオの分布情報などを手に入れるため,三重県N市で行われた上記の研究会に参加した。 前日,道路脇の法面が崩落したため,一つ前のバス停で降りて山道のハイキングコースを1km歩き,会場へ。ここへ来るのは,以前,セルカリアの調査をした時か…