再びヌマチチブ漁

昨日は雨のため,ヌマチチブの採集は今日にずれこんだ。今日は,客員教授のL先生が同行したいと言われたので,車で一緒にI津まで出かけた。
L先生は投網漁は初心者だが,この前大学で試しに一度投げてみて,一発で見事に網が開いた。これはずいぶん筋がよいと思われたので,始めてとは言え,今日は強力な助っ人を擁した気分だった。
朝,やって来たL先生は,普段の爽やかホワイトシャツとは打って変わり,防水ジャケットにジャージ,ゴム長,帽子にサングラスと,別人のように何処から見ても隙のない漁師のおじちゃん姿。気合い入ってる。

はまりすぎて,とても素人には見えないこの一投。
漁獲の方は3時間で74匹,まあまあ。先月末に採集してくれたS君の情報と2週間前の私の採集,それに今日の感じを総合すると,I津のヌマチチブは秋の深まりと共にだんだん河口から離れた方向に移動しているような気がする。それから,昨日から少し冷え込んだせいか,今日は波打ち際よりも少しだけ深い(といっても水深20cmくらい)のところでよく捕れた。
帰りに道の駅で遅い昼食。おろしそばを頼んだらちゃんと辛味大根を使っていて激辛だった。さすがに福井に近いだけのことはある。
そういえば,コハクチョウがもう湖北に20羽以上も来ていた。例年よりは少し早いような気がする。