一種の地獄

午前は学科ゼミでBさんの南極調査記。今回は基地での研究ではなく、観測船による船上実験で紫外線がオキアミの生存率に与える影響を明らかにした話。詳しい内容はさておき、南極周辺の海は有名な暴風圏で、その海に2週間漂いながら研究した(この間無寄港だったらしい)Bさんに脱帽した。写真では船の気圧計の針がマイナス方向に振り切れていて、私の見間違いかもしれないが740という数字が見て取れた(単位はhPaだろうか?ありえない?)。Bさんは実は船には強くないらしいのだが、よくあの状況で顕微鏡でオキアミの幼生とケンミジンコを数え続けられるものである。パワポを見ているだけでもちょっと気分が悪くなりそう。
午後、前々任校の卒業生Yさんがお子さんを連れて来学し、隣の研究室のAさんも交えてしばし歓談した。久しぶりにちょびっと毒を吐く。
夜、研究室に今度配属になった3年生の歓迎会。またなかなか個性的なメンバーが来たようで嬉しい。