学会初日

昨日は自由集会、そして今日は寄生虫学会本会の1日目。自由集会は対面とオンラインがだいたい半々程度のハイブリッド形式になった。私はZoomで2つの自由集会のホストを務めることになっていたので早めに会場入りしたのだが、間抜けなことに持参したMacbookとアダプタのインターフェースが合わず、あちゃー、これは誰かのパソコンを借りないと駄目か?と青くなっていたら、あとから来た寄生虫博のK先生が「アダプタ?ぼく持ってるよ」とマルチアダプタを2つも出してくれた。おまけに会場のフリーWifiが1時間ごとに自動接続解除する設定になっており、講演中にホストが落ちたら困るなあと呟くと、またもK先生が「Wifi?ぼく持ってるよ」とポケットWifiを取り出した。K先生の正体はドラえもんかと思いつつ、必要なものを全部借りて無事にハイブリッド自由集会開始。生態疫学談話会は、宮崎のT先生によるヒト肝蛭症の最新の話題、および北大院生のH氏によるサケ科魚類のサルミンコーラの生態の話。どちら「そんなことがあるの?」と驚く知見を含んでいで、よくわかっているつもりの事もまだまだ新知見が出てくるものなのだな、と改めて感心。自由集会後、恒例の「百本会」はコロナ下なので開催せず、少人数のグループに分散して解散。若い人たちのグループに入れてもらった。この自由集会も、医学寄生虫学以外の研究室から若い人たちがたくさん参加してくれるようになったのは本当に嬉しく、コロナ対策万全のお店(席の間に十分なディスタンス)で久しぶりに楽しい話をいろいろ聞かせてもらった。