好天の中、2年ぶりにFW「水辺の小さな自然再生」の実施です。マスク消毒は厳守しつつの野外活動です。
土のうの作り方、別名水防実習。災害ボランティアに行く人には必須のスキルとのこと。
土のうを置いて、例の、魚が通れない全面魚道の改良方法を考えます。
ジグサグに土のうを置いて魚がトラバースしやすいように工夫した魚道。ドヤ顔のポーズもばっちり決まっています。
生物調査をしていた班がタモ網でビワマス稚魚をゲットしました。朱点が美しく出ています。この実習では数年ぶり、2回めの捕獲となります。やはり秋には産卵親魚がある程度遡上しているようです。もっとビワマスが登りやすい魚道にすれば、この川での再生産も増えるかもしれません。
春先は、水生昆虫がもっとも大きく育っている時期です(5月以降は羽化が多くなるので大型個体が減少)。大きなヘビトンボ幼虫3匹も気持ち悪がらずに捕まえました。他にスジエビやヒゲナガカワトビケラ、カワゲラ類なども多数。