下見

明日からI上川で学生実習なのだが、台風接近のため実施できるかどうか微妙なところである。明日は川岸を歩いて地図を作るだけなので強い雨さえ降らなければ実施可能なのだが、川虫採集をする来週には安全に作業できる場所でなくてはならない。I上川は毎年どんどん川筋が変化するので、今年の実習場所を見定めに行った.

先月から雨続きで水位は15〜20cmも高く、横断採集ができそうな場所がほとんどない。赤橋の下には水深1m以上もありそうな深い淵ができていた。

昨冬に撤去された人道橋のあと。橋脚の周りにあった淵はなくなり、流れはフラットになっていた。

遡上アユの産卵期はピークを過ぎたようで、川底にも川岸にも産卵を終えたアユの死骸が累々と積もっている。川虫を採るにはちょっとうっとうしい。ビワマスはまだ上がっていないようで、姿は見えなかった。

川岸の竹やぶに、2,30羽と思われるヒヨドリの群れが降りていて、増水でできた浅瀬に次々とダイブして水浴びをしていた。