恒例の川虫実習。今までは11月に実施していたことが多かったのですが、今年は早い時期にできたのであまり寒くもなく、快適でした。しかし、4時ごろに日が傾き始めるとやや肌寒くなり、Tシャツやブラウス1枚でやってきた学生の中には寒さで震え上がっていた人もいました。2回生にとっては初めての後期の野外実習だったので、10月に吹きさらしの野外で3〜4時間過ごすとはどういうことか未経験だったのでしょう。きっと、次回の野外実習の時は皆きちんと上着の準備をしてくるに違いありません。
今年は、水生昆虫は少ないようでした。特に、大型のヒゲナガカワトビケラ幼虫が見当たりません。今年はアユの遡上数が非常に多く、それを釣る人も大勢川に入っていましたが、そのようなことと関係があるのでしょうか?
河原の砂に動物の足跡がありました。その場では何の足跡かわからなかったのですが、キツネのようです(肉球の跡がはっきりしなかったので、キツネやタヌキのように見えませんでした)。川岸という場所柄,ヌートリアやアライグマでは?とも思いましたが、実習終了後に調べてみてこれらではないことがわかり、安心しました。