研究倫理教育はクイズじゃない

少し前,APRINという外注システムによる研究倫理教育を受けた人(別の大学の教員)が、「テストを(わざわざ)難しくしようとして破綻している感じがし、論点のすり替えらしいものも散見され、もやもやする」と感想を述べられていた。ウチの大学も数日前にe-learning による研究倫理教育が始まったが、受講した教員から早速「全体的に、テストのためのテスト問題になっているような印象。このまま答えるには抵抗がある」とクレームがついた。私はまだ解いていないが、見たところAPRINではなく自作の問題らしい(しかし、参考にした例題はどこかにあるだろう)。どうも、世の中の研究倫理教育はへんな方向に進んでいるように見えるが、いったいだれがこんなアホな教育システムを推進しているのだろうか。