半年ぶりの出張

昨日は大学でTeamsの講習会(後期からハイブリッド授業…)と夕方までかかる会議をこなし、夕方に米原から新幹線に飛び乗って半年ぶりに県外への出張。南国K島で「環境研究倫理特論」の紹介をせよ、という依頼である。本当なら首謀者のH先生が適任なのだが、なぜか私にお鉢が回ってきて、全然専門ではない研究倫理教育の話をする羽目になってしまった。しかし、午後5時過ぎに大学を出てその日のうちにK島に着けるとは、九州新幹線すごい。

K島大学に来るのは多分20年ぶりぐらいである。前回は独法化の前で、法人化に伴う建物の建て替えであちこち仮住まいだらけだったが、今回はすっかり綺麗になっていた。講演会の会場は新しくとても綺麗な講義室で、参加者は対面が11名でオンラインが30余名。K島大ではこれから、大学1年生への初年次教育の一環として研究倫理教育を計画されているそうで、その参考に私が呼ばれたということだが、ウチの講義は大学院生対象(研究職か、それに近い職種に進むことを想定)なので、直接参照できるところは少なかったかもしれない。しかし、ただ「インチキをしてはいけません」というだけの倫理教育よりはスパイスの効いた授業になるヒントはあるだろう。K島大の初年度授業がスタートしたら、今度はその成果についてもぜひ聞いてみたいものである。