ナターシャ（大）が水草を採ってきたが、そのバケツの中にセルカリアが湧出していた。曰く、プラギオルキスのセルカリアは昆虫に寄生するので､オープンウォーターではなく水草のあるところに集中しているのではないかと言う．そこで戦略を変え､水草を採集してセルカリアを洗い出す方法を試すことにする。この方法では確かにセルカリアは見つかるのだが､一つの問題は水草と一緒に必ず貝も付いてきてしまうので､感染貝が含まれていた場合にはバケツの中でセルカリアが出てしまうということ。貝だけを排除するような粗目のネットやふるいは残念ながら此処にはない。そこで水草を定量の水で洗ったあと、しばらく静置し、上澄みをプランクトンネットで濃縮してすぐホルマリン固定するという方法を試してみることにした．
夕方、セルカリアのサンプリングに出たついでにオガワコマドリを狙う。今年は昨年より鳥がかなり少なく、多いのはスズメとツバメばかり。
