多分ノヴォシビルスクでは初物

また雨で寒く、朝の湿地水温は14℃まで低下した。昨日まで現場に会ったミーシャのセルカリア捕食実験用コドラートは、多分セルカリアの湧出が見込めないということで撤去されていた。こちらも午前中でひとまずルーチン終了。

一昨日の写真。コドラートの前で実験について議論するミーシャ、ナターシャ(小)、ナターシャ(大)さん。
昨日のワシを至近距離で見るが、オジロではないので多分カラフトワシ。
靴がすでにぐっしょりなので今日一日は靴下なしで過ごそうと、はだしにスリッパ履きで実験室にいたら、レナさんが見かねたのか靴下を貸してくれ、靴を乾かすようにオイルヒーターを持ってきてくれた。ナターシャ(小)は私と同じくのどが良くないらしく、実験中はいつもこのヒーターをつけている。
夕刻、薄日が差してきたので鳥を探しに行く。遠くでダイシャクシギ3羽が飛び、裏の草原でチュウヒの帆翔を撮影。
夜はシャシリクパーティー。ここで土産のふなずし登場。昨年、チャニー湖周辺では、コイやフナは塩ゆでやバーベキューでよく食されていることを知った。醤油や生姜を使わないので日本人からするとかなり臭みがあるが、それでもロシア人は平気だ。これならきっとふなずしもOKだろうと思って、今年は滋賀から持参したわけである。ナターシャ(大)とオーリャさんには(社交辞令かもしれないが)goodと言われた。学生たちもみな食べてくれたが、ナターシャが皆に配って廻ったので、嫌とは言えなかったのかもしれない。ロシアの食べ物はだいたいシンプルな味なので、ジャガイモやきゅうりサラダのアクセントとして使うとけっこうマッチするかもしれない。次回のプロジェクトでは、チャニー湖でのふなずし製造についても研究しなきゃね。とナターシャの弁。

ワインとふなずしシャシリク