快晴、朝の気温15.7℃。ようやく8月のシベリアらしい爽やかな朝。今年もまた青いトンボが鈴なりに止まっている。
今日は次の実験の貝を馴化する日なので、基本ヒマである。気温が下がったので(最高気温22℃)、水温を保つのに人力クーラーを稼働させる必要もない。昨日の実験中に死んだ貝の補充をするべく,午後にナターシャさんとワディームとファディハ湖へ。ワディームが手漕ぎのボートでヨシ帯を抜け,ファディハ湖の開水面まで連れて行ってくれた。運が良ければペリカンが羽を休めていたりするところだが,今日はカモメが2,3羽いただけ。

ステーションへ戻ってくると、昨日あれほど苦労したカッコウが給水塔の上にのんびりと止まっている。

写真を撮るのに苦心した後だったので拍子抜けしたが、M君を誘ってカッコウ撮影大会。カッコウの写真を一生分ぐらい撮ってしまった。やれやれと思っていると、上空を高く舞う鳥の影、確実にカラフトワシである。しかも嬉しいことに頭上のかなり近距離まで来てくれて、カッコウは放り出してM君と一緒にわいわいとカラフトワシ撮影大会。幸運のカッコウちゃんありがとう。
夕食後ににわか雨。気温がぐっと下がり、肌寒い夜。