今年の干支

今日は別の研究室のゼミに出席して、イノシシの撹乱による植生への影響のお話を聞く。
この大学では毎年、イノシシの獣害の研究をしている学生がいるのだけれど、それを聞くにつけ、「福岡でちゃんとイノシシの研究をやっておくんだったなあ」と後悔しきりである。何しろキャンパス内でイノシシがフツーに見れる大学なんて、全国でもそうあるまい。一度などは、学生実習で裏山のヌタ場を見に行ったら(校舎から徒歩5分)、すぐそばにあった作業小屋の蔭から間近に大きなイノシシが飛び出してきて(無論、昼間である)、彼が山に逃げ込むまで、20人あまりの学生と口あんぐり状態で見つめたものである。その時に撮ったイノシシのねぐらの写真が、今年の年賀状の図柄になった(まだ何枚か残っていますので、欲しい人はどうぞ)。
そういうわけで、もし福岡教育大の方がこれを読んでいましたら、ぜひイノシシの研究を(テーマは何でもいいから)やってみて下さい。お勧めですよ。