ヌシ健在

ゼミ日。伊吹山で大気汚染物質の測定をしている学生の卒論発表があったのだが、指導教員であるとなりの研究室のN淵先生の話によると、伊吹山というのはなんだか気流がおかしく、しかも湿度が高いために計測装置がよく故障するのだという。伊吹山近辺の天候が周囲とまるきり違うのは周知の事実であるけれど、富士山や屋久島で長年野外調査をしてきたN淵先生をしてそう言わしめるのだから、やはり相当に変なのだろう。山のヌシ(イノシシの姿)はまだ健在らしい。
今年度は仕事量の多い委員を2つ引き受けているので、平日はどうしても事務仕事がちである。来年度はお役御免を待望している。