2017-01-01から1年間の記事一覧

秋支度

6日間フィリピンへ行って、戻ってきたらすっかり肌寒くなっていた。今日は通院(気温が下がったら血圧爆上げ)、服の入れ替え、プランターの夏野菜の残骸を始末して新しい苗の植え付け。

あな嬉し

投稿中の論文に対して事実上の受理通知。国内ローカルの話題なので和文だけれど、長年鬱憤を溜めていた件についての論文なので、これが出ることはとても嬉しい。おそらく批判も出ると思うけれど、これをきっかけに議論が出て、それぞれの専門家や現場の方々…

肉食vs草食

無事帰国。寄生虫サンプルの同定はこれからだが、面白い発見があることを期待。 ところで、今回のフィリピン滞在でわかったのは、フィリピン人(少なくともルソン島の住人)がほとんど野菜を食べないのはどうやらガチらしいということ。今まではST大学の近くに…

調査終了

3日間の寄生虫集中調査をやり、初日の魚にはあまり寄生虫がいなかったので少々危機感を持ったが、後半はまずまずの手応えのある結果となり一安心。2匹のカエルからかなり変な分類群の寄生虫が出たので、どうやって記載したものか少々頭を抱える。

写真貼ります

ルソン島北部の最大河川、カガヤン川支流のピナカナウアン川。典型的な網状流をつくる美しい川です。貝(トゲカワニナ類)がごっそりいました。 上流の水田地帯のクリークでベントスやプランクトンの採集。幹線水路は2面コンクリの立派なもので、分水升など…

バタンキュー

はー、取り敢えず全作業が終了(今日の作業時間は朝6時から夜11時まで、正味12時間ぐらい)…。魚が10種類ぐらい、カエル3種、貝少なくとも7種捌いて、それなりに成果は出たかなあ。さてこの成果を次の研究計画にどう活かすかが問題だ。

フル回転

昨日、ルソン島北部の都市トゥゲガラオに移動して淡水生物の寄生虫調査を開始しました。2日に渡って午前5時半起床、6時前に活動開始、夜は10時近くまで活動というかなりハードスケジュールでやっていますので、長々と日記を書く気力がありません。詳しいこ…

移動日

今日から6日間の予定でフィリピン。D君R君が空港出迎えてくれた。今回の目的地はルソン島北部のT市だが、飛行機の乗り継ぎのため、今日はマニラで1泊。明日の朝が早いので、いつものST大学ホテルではなく、空港に近いマカティで宿泊することになった。この…

あと一つ

今日から秋田で陸水学会で、私も幹事なので本当は出席しなければならないのだけれど、昨日の大学公務と明日の予定に阻まれて出席できず。実は日本の都道府県の中で、私が唯一足を踏み入れたことがないのが秋田県。今年で全国コンプリートするはずだったのだ…

底なし沼

… … …ちょっとだけと思っていたのに、論文の修正が終わらない… …なんでだ… …

今週の金曜から後期の授業が始まるのだけれど、タイミング良く「遺伝単」が届いたのでぱらぱら見る。今,教科書としてブルーバックスの「大学生物学の教科書 I・II」を使っているのだけれど、これは訳本なので、時々単語の意味するところが日本語とズレてい…

環境研究倫理特論

(ポスター・一部画像加工済み) 昨年度は自主ゼミとして実施した「環境研究倫理」が、今年からは大学院修士課程の正規科目となりました。研究不正、ニセ科学、統計のウソ、アカデミックハラスメント、科学の世界にいる人間の社会的責任とすごーく盛りだくさ…

牛刀

学会3日め、昨日に引き続き河川地形のセッション。昨年、カヌーコース調査の時に、古巣から3次元流速計を拝借したが(高くてウチでは買えない)、今日の研究発表で、同じような流速計や流向計のベクトルデータを駆使した解析がいくつかあったので参考にす…

電報風味

ひと月前にEMSでロシアに発送したサンプルがまだ届いていないらしい(ロシアは郵便事情がきわめて悪いので予測の範囲内)。追跡番号で調べてみると8月27日にはロシア郵便局に引き渡され、その後は行方不明である。ロシア郵便局のウェブサイトから追跡可能か…

応用生態工学会@名古屋

学会2日目、朝は名古屋らしく喫茶店で小倉トーストモーニングをしてから会場へ。河川関連のセッションを聞いて久しぶりに河川地形のお勉強。やっぱりデータベースに蓄積された大量の他人のデータを分析した話より、現場を歩いて足で得た生データのほうが聞…

出張

今日から応用生態工学会で名古屋、10数年ぶりの参加である。久々の工学系・実学系の学会は何かやはり空気が違い、やや戸惑う。

溜め

明日から怒涛の2週間(休み無し)が始まってしまうので、今日は1日夏季休暇をとってエネルギーを蓄積する。

消耗

また骨のおれる会議に出て,資料作って、論文再投稿してもうへろへろ(今やっとかないと、この後一ヶ月ぐらいは取り掛かれない)。

長い長い

夕方まで会議の後にヘビ解剖。どっちも長い。そろそろヘビのデータも溜まってきたし、きちんとしないとなあ…。

豊田市で学芸員資格者を募集しています。自然分野に関しては2年間以上の実務経験がある人です。 http://www.city.toyota.aichi.jp/shisei/saiyou/1018039/index.html

無題

3連休は幸い台風の被害もたいしたことなく、大学で毎日チマチマ仕事。PCRのやり残しが少しだけあるのだがどうもうまくいかない。滋賀県の寄生虫リスト作りを進めていたら県内でウミスズメの捕獲記録があるのでビックリ。迷鳥にせよ、よくそれが寄生虫研究者…

喜ぶのは早かった

ロシアから再びメールが来て「ごめん別の荷物と間違えてた、アンタからのはまだ着いとらん」。さて週明けには荷物追跡してみるか。

近いは遠い

8月21日に発送した寄生虫標本がウラジヴォストクに到着したという連絡が来た。寄生虫はEMS便で韓国とウラジヴォストクに向けて発送し、最初の説明では「韓国までは所要5日、ロシアまではもう少しかかるので7日以上」という説明だったので、なかなか到着の…

ナチュラルハイ

昨日、フィリピンの学生から論文原稿へのコメント依頼が来て、予定外の仕事だったがとりかかる。いろいろ大変だが、久しぶりで楽しく、思わず深夜までノリノリで赤ペンをやってしまった(血圧爆上げかと思ったが、幸いそれほどでもなかった)。ウチの学生も…

相伝

今日も粛々とデータベースの入力作業で、退職された先生方から頂いた古い資料が大活躍。現在では入手困難なものもあるので本当に助かる。表紙に「謹呈 丘(浅次郎)先生」などと筆者のサインがあったりすると、歴代の寄生虫研究者に受け継がれてきた別刷りな…

沈没

次のフィリピン出張に向けて、事務連絡メールを共同研究者に送った。そしてFBを見たら,どこか見たことのあるような場所の衝撃写真が… ST大学が水没してます 台風18号の直撃は免れたので大丈夫かと思っていたら、別の熱帯低気圧が襲来して大雨だったらしい。…

愚痴

学内雑用の大きな締切りが2つあり、その対応でバタバタする。ようやくケリがついてホッと一息したが、これは研究という本当の仕事をするための言わば敷地の掃除をした段階に過ぎず、本当の仕事の方は資材一つ運んでいない状態。これで「今日はよく働いた」…

本当のお仕事

ようやく雑用モードから研究モードに切り替わり、投稿論文の修正が終わって共著者へ投げる。さて次は寄生虫データベース作りの続きか。

人体実験中

涼しくなってきたのでまた血圧が上昇気味になり、薬をもらいに病院へ。朝夕の血圧測定結果をグラフにして提出。 医者「(データを見ながら)…うん、こうやって自分の健康に関心を持つのはいいことですね」 m-urabe「ま、遊びですけれど(そのうち血圧と外部…

春から時々ブツブツと呟いていた(たとえばこの日)件であるが、要するに「人事選考委員を教授だけで構成するという規定は無意味だから、やめませんか?」という提言を学部長から全学に挙げていただいていたのである。環境科学部の教授のみなさんからは賛成…