今年度、担当講義の試験はオンライン実施を試みることとし、学生にもその旨を通達してある。大学当局の方から試験室の照会が来たので、今年はオンラインを主体とする試験にするので全員入る部屋にする必要はないが,登校している学生のためにWi-fi接続可能な教室を1,2室確保して欲しい、という回答をした。そうしたら大学から「対面授業を原則としているのになぜオンライン試験なのか。替え玉受験にはどう対策するのか」と質問が来た。
…あのですね、龍谷大でも立命館大でも既にクラスターが発生していて、ウチだっていつ「学内でクラスター発生しました!明日から2週間学生の登校を禁止します!」となってもおかしくない状況なんですよ。通常の講義ならともかく、試験期間中にそうなったらどうやって1,2日でオンライン対応するんですか?それは無理と判断したから最初から試験はオンライン実施とした訳です。それに解答用紙は立派に感染媒体になり得ますよ。
他の大学では、最初から1月以降はすべてオンライン授業と決めて授業計画を立てている(共通テスト実施に影響を与えないため)所もあると聞いている。対面授業が良いことに異論はないが、なんでウチはこうもゴリゴリなんだろう。クラスター出るまでこの体制変わらないんだろうなあ(ため息)。