授業再開

通常授業再開で、学生の声が聞こえるのはホッとするものの、滋賀のコロナ感染者はあまり減っておらず(ここ数日は京都よりも多い)、まだ油断大敵な状態。大学からの連絡では、どうも保健所は今までの「濃厚接触者」よりも範囲を広げてPCR検査対象としているような話であった。今のように感染者が減少している局面では、取りこぼしなくクラスターを潰していくのは正しい戦略ではあるものの(外来種対策もそうである)、今まで通りに全面対面授業を続ければ、構内で1人か2人でも陽性者が出れば再びPCR対象者が数十人となるという事態が繰り返される可能性が大きい。さて前期の授業は無事に実施できるのだろうか。

少し帰宅が遅くなり、夜道をチャリで疾走しているとマスク越しでもはっきり、濃厚な甘い香りが立ち込めているのに気がついた。そう言えばI上川でスイカズラが花盛りだった。スイカズラは夜になると昼間と違って非常に強い芳香を放つなんとも妖艶な「夜の美女」である。