環境FW1、最後のフィールドワーク日。夕立を警戒しつつ、I上川の下流部を徒歩で巡検する。

台風の余波はまだ少しあるが、水も澄み、夏空を映すI上川。活発に動く魚を狙って、たくさんのサギたちが舞い降りていた。

先月、ナガエツルノゲイトウを駆除したところに行ってみた。抜いた植物体は、雨が降っても琵琶湖に流れ出さない道端に捨てたのだが、今日見たところご覧のとおり、乾いた土に根を下ろしてしっかり葉を広げていた。本当に水陸どちらの環境でもOKの植物らしい。恐るべしナガエツルノゲイトウ。

先月、植物体を抜いた水際には、残った茎からまた新しい芽が出ていたので、もう一度駆除を行った。

市立病院のヒツジたちと学生。本来、土手の草刈要員として置かれているヒツジだが、セイタカアワダチソウヨモギは好まないらしく、これらがかなり伸びてしまっている。クズは好きらしい。

今日は水量が多く、魚の動きが活発である。大きなニゴイと、婚姻色の出たハスの群れが河口近くに屯していた。

ハスの出現にさっと散らばるアユの群れ。

学生たちも投網に挑戦。今日は流れが強かったので、ウチの軽い投網では捕獲効率がよくなかったのだが、初めてでも結構上手に網の開いた人もいた。

これは私の獲物、きれいな桜色の婚姻色の出たハス。