セミナー4日目、タール湖の魚類寄生虫が坊主だったので、今日は昨日採ってきた貝のセルカリアを見せることにする。幸い、少なくとも3種のセルカリアが出たので、お客さんにはまあまあ喜んでもらえたのではないかと思う。同じ調査地でセルカリアを調べている院生のGさんは、実は過去5ヶ月にわたってムシを見つけられないでいたらしく、今日セルカリアが採れるかどうかずっと不安だったらしい。が、まず結果オーライ。ちなみにこのセミナーはちゃんと成績評価をすることになっていて、参加者は大学のサイトにアップされている設問に答えなければならない(もっとも、講義のスライドも同じサイトで見ることができるので、おさらいをすれば回答は易しい)。それで、この大学の院生たちは昼休みに集団力を発揮して回答を入力していた。
寄生虫学講義はとりあえず山場を終了、あとは自分の研究紹介だけ。