昨日の「概論I」のレスポンスペーパーを読んでいる。講義の内容は例年の通り日本の水資源、ダム等の利水施設から改正河川法,河川整備計画と合意形成の話まで(生物の話はちょっとだけ)。1回生配当なので、授業の冒頭では自己紹介を兼ねて私の職歴なんかも紹介している。今年は,建築デザイン学科の学生のレスポンスペーパーの中に,国土交通省や土木の分野でも生物学の研究が必要とされていることを知り,自分も専門(建築デザイン)以外に多くのことを学ばなければならないと思った,といった内容の記述が複数あった。一人でも二人でもそういう感想を持った学生がいたなら,講義をした甲斐があったというものである。それに引き換え生態や資源の学生の中には「法律の話は眠いです…」なんて書いてきたヤツもいた。おんどりゃあ。