南の島の寄生虫

オツトメの後,K都のアウトドアショップまで出向いて北国旅行に要りそうなものの購入。しかし、今日K都に行ったのは大失敗だった。3連休で祇園さんの真っ最中なんて、どこもかしこも半端でない混雑ぶりで、店のレジに並ぶだけでへとへと。
夕方には大学へ戻ってJ君の指導教員Rさんとしばらくお話する。それによるとJ君は卒論で寄生虫をやっていたのだが、大学院でプランクトン屋のRさんの研究室に来たので修士では魚の食性調査を研究することになったのだという。ところが、魚の解剖中にやっぱり寄生虫を見つけてしまい(そりゃ出てくる)、興味止みがたく、博士では寄生虫を中心に取り組むことにしたのだそうな。なかなか筋金入りの寄生虫オタと見た。かの南国の寄生虫学にマイルストーンを築くべく、頑張って欲しいものである。
しかし、かの南の島国では湖の大半が潟湖であり、J君が採集している魚のリストを聞いてみると,やはり汽水魚海水魚の系統のものが多い(ロウニンアジが純淡水域まで入ってくるとは知らなかった)。寄生虫相も純淡水魚とはずいぶん違ったものになりそうなので、私でどこまで同定できることやら。