湖北フィールドワーク

生憎の天気でしたが,F君とJ君と一緒に感染実験用ヌマチチブの採集に行ってきました。

投網初体験のJ君はとても上手でした。思わず拍手するF君(左側の手)。

網を手に思わずにんまりするJ君。

ところが,この春は例年より寒いので、まだヌマチチブの接岸には季節が早かったらしく,今日の獲物は予定数の1/5程しかありませんでした。F君にはもう一度出直してもらうしかありません。湖岸を散歩中の方が興味深そうに見ています。獲物について説明するF君。

私も1,2投しましたが,F君やJ君の方がはるかに網打ちが上手ということがすぐに判明したため(笑),あとは2人に任せ,私は湖岸で見つけた例の「草」をせっせと抜いていました。開花前の小さな株でも見分けられるようになり,結局100本以上抜き捨てました。

帰りにS井君に教えてもらった湖魚店に行ったところ,幸運なことにイサザが入荷していました。今年は豊漁で例年より安いそうです。J君の修論テーマはイサザなのですが、彼はホルマリン固定標本しか見たことがないので,この機会に新鮮なのをいくらか購入しました。これから,研究室で解剖していい寄生虫の標本を作ってもらいます。J君はイサザを食べたこともないと言うので佃煮と天ぷらも買い,電車の中で食べながら帰ってきました。