解剖日

午前中、三重のIさんがごるごでら検査用のイシガイを届けてくださったので、ゼミの後でぼつぼつ解剖に入る。今日の検査ではかなり感染率の高い採集地点を1つ発見した。今度、終宿主(魚)の方を攻めに行かねばなるまい。
ところで、イシガイの検査を始めて数ヶ月経つが、今回初めて貝からタナゴの仔魚が出てきた。万一希少種だと困るので、卒論生Y君(隣室で小魚の寄生虫検査中)から、タナゴの専門家に写真を送ってもらって見解を尋ねたが、今日のところは同定に至らず、後日標本を送ることにした。