今日は学部の人権研修で講師をしました。今回は特に「SNSで炎上したハラスメント」を取り上げ、他大学で発生したハラスメントや人権問題について、具体的に報道資料やSNSのスクショを提示して、個人や大学としてどのような心構えであるべきか、大学や個人の信用を失わないためにどのように対処すべきかについて話をしました。講演後には数名の参加者から「事例があると生々しいですね」「被害者がどれほど傷ついたかわかりますね」というような感想をいただきましたが、こういうのは実際の例を見聞きしないと、その存在をなかなか実感できないのでしょう。今まであまりトラブルに巻き込まれずに来れた人は幸甚なことですが、トラブルに巻き込まれた経験がある人間の役割として、ハラスメントの犯罪性の指摘と、より風通しの良い組織となるための提言は続けていこうと思っています。