筑波大強制わいせつ逮捕事件に関して

強制わいせつで逮捕された筑波大教授の被害者の方のツイートです。たいへん勇気ある公開です。「セクハラ」と書いてありますが、強制わいせつは有罪となれば懲役6ヶ月以上10年以下(罰金、禁固刑なし)というとても重い刑となります。また、「他の人に話すと教授の名誉毀損」だと言われたそうですが、国立大学教員は刑法ではみなし公務員なので、セクハラの事実が録音などで証明できる場合には、それを公表しても名誉毀損にはなりません。

①長文ですがよろしくお願いします。 pic.twitter.com/tSumnhk4ue

— うぃろう(休止中 (@uirou95) 2021年12月7日

 

※後日コメント

強制わいせつは親告罪なので警察へは「告訴状」を届ける必要があります。ところが今回は「被害届」で受理されています。このことから、少なくとも被害者の届けには強制わいせつ以外の要素(暴行とか脅迫など)が含まれていたと思われます。今回,被害届提出から逮捕までがかなり早いことから、客観的に見てわかりやすく、立件しやすい犯罪行為が強制わいせつ以外にあったのではないかと思います。被害届の受理後,被害者の話を聞き、証拠を見た警察が、より刑の重い強制わいせつで立件できる可能性が高いと判断して告訴状に切り替えさせたのではないかと推測します。