ブログとデータ

来週,一度福岡へ行くことにした。その前にとりあえず記載論文の第一稿を書き上げるべく,頑張ってみる。
一昨日の「理系白書ブログ」さんへのコメントで,「データに基づいて発言せよ」という趣旨のものがあった。記録者がプロジャーナリストであるがゆえの要求であろうが,ブログがちゃんとした意見表明や情報提供の場であるか,単なる公開日記なのかは作者の意向次第であるし,そこまで言わんでも,と思う。大体,本当にきっちりしたデータに基づいた発言しかしない,という信念の持ち主であれば,ブログなんて媒体を使うわけがない。本か論文を書けば十分だ。不完全だが(場合によっては信用性すら疑わしいが),新しい,生の情報や意見を見聞きできることがネットの価値だろうに。
私にとってこの「ひとりがたり」は,多分に個人的な毒吐きの要素を含んでいるのはご存知の通り。「理系」さんへのような高級な要求をされる人はいないだろうけれど,一応理系であるので,こっそり,自分がどのくらいのデータに基づいて発言しているのか考えてみた。まず,自分の身の回りで見聞きしたセクハラやその噂(含強制わいせつ)のケースはどれだけある?(指折り)
…まあ,いろいろな大学を渡り歩いている分,ちょっと見聞が多めかも…