世の中固いかやらかいか

今日は一日授業がなかったので、A君の留学関連の手続きを手伝い、あちこちで契約書にサインしたり、申込書の代筆をしたりした。こういうペーパーワークは形式張って融通のきかない仕事の代名詞みたいなものだが、立て続けに何件もやってみると、どの業者や窓口も大抵一度ぐらい「まあ、建前上はこうなんですが、実際のところは…」みたいな発言が飛び出してくる。たとえば銀行の書類では普通1マスに1字(濁点は1字)ずつ名前を書く訳だが,外国人なので名前が長く書ききれないとなると「それじゃ、1マスに2文字か3文字書いていいです。1行に収めてくださいね〜」とあっさりフォーマット改変の許可が下りて、普段日本人に1マス1字を強制しているのは何なんだという気になる。他にここに書けないような「実際のところは…」も多々あって、世の中というのはやっぱりテキトーに動いているものなのだな、ということを改めて実感。