最終日

ノボシ滞在最終日。ホテルをチェックアウト後、研究所へ。その後、みんなで近くの大きな市場へ行き、お土産を買う。オーリャさんとヤーシャが一緒に来てくれた。私の買い物はポルチーニとオームリ薫製。

薫製屋の店先。右手前の「開き」がオームリ。
それから、ロシアの女子学生がフィールドでミリタリー柄のバンダナを被っていたのがとても可愛くて、同じのを探して買ったのだが、私が被ると「とってもテロリストに見える」というご感想をいただいた。

それから、前回も食べたジョージアグルジア)の大きな平たい丸パン。これはナンのように大きな釜で焼くパンで、皮はフランスパンのように香ばしく、中はもっちりとしておいしい。ロシアに行かれた方は要チェック。

S野先生他の皆さんはジャガイモ入りの熱々ピロシキを楽しむ。
午後は研究所で院生のミーシャの論文について当人、ナターシャを交えてディスカッション。今、私が準備しているのと同じような魚の寄生虫の論文だが、イントロ、データの提示、考察のすべてにまだまだ難点がある。いや、難しいのはわかるけど、自分が何について考えたいのか、もっと論点を絞り込まないと駄目ですよ。
ロシア最後の夕食はウズベキスタン料理のレストラン。さすがシルクロードの国だけあって、各国の食文化のいいとこ取りをしたような料理だった。どう見ても小籠包にみえるマントウに、ナンによく似たチーズ入りのパン、それに、クミンをたっぷり使った(ロシア料理では香辛料はほとんど使わない)中近東風の温野菜。これ、日本でも流行らないかしら。