日本語会話アドバンスト

ステーションからノボシビルスクへ移動する日。移動日にするにはもったいないほどの晴天の下、ステーションに残る面々に見送られて出発。今回帰るのは私たち一向の他に院生のマーシャと彼女のネコ2匹。道は順調で、午後6時30分に研究所到着、そこで荷物を下ろした後にアカデムガラトクへ。8時にホテル着。
今回、K谷さんとS君がお土産に欲しがっているものがあった。ヤーシャが使っていた日本語会話のハンドブックである。これが、日本語でのケンカの罵倒からナンパ用語、果ては破局の修羅場にいたるまで、一生に一度使うかどうかというすごいセリフのオンパレードなのだ(「破局」の章には「日本での結婚式はいくらかかるの?」という例文もあった。相手を傷つけずに別れるにはこう言うのね。とても勉強になります)。ガラトクの本屋で一冊発見し、S君がまずはゲット。値段は100ルーブルちょっと。私はロシア語対訳付き日本昔話の本を買った。次回までに「証誠寺の狸ばやし」をロシア語で朗読できるように頑張ろう(笑)。