ゼミ×3

学科教員のゼミ、研究室のゼミ、そして隣の研究室のA峰さんの学位論文発表会で、オオセンチコガネの色彩変異と分類および系統地理についての話。亜種の境界線が関門海峡で、九州・大隅諸島の系統と北海道・本州・四国の系統に分かれる(しかも推定分岐年代が数十万年以上)というのは地誌年代と全然一致しないようだが何故なのだろう。それから、本種は大陸にも分布するのだが、それにしてはハプロタイプの多様性が高いのが九州などの西日本ではなくて近畿地方あたりだという。どういうことかしらん。